記事一覧 (2023年09月)
スタッフの日常や、ショップの商品紹介など
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2023/09/30スタッフの日常
かわいいチェア
お部屋の片隅に置いてあるだけでとにかく特別な空間に仕上がってしまう
魅力を持つチャイルドチェアー。
今回は店内にある中から、これは!という物をご紹介いたします。
落ち着いた色合い。チャイルドチェアらしく、座面も少し小さめでかわいらしい佇まい。
柔らかいシルエットで温かみに溢れ、かつクラシカルな気品を漂わせているチェアです。
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2023/09/29スタッフの日常
イヴ・サンローラン展
9月29日 岡田明美
国立新美術館で開催の「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」へ行ってきました。
今回は久しぶりに初日前日に開催される「プレ展覧会」の招待状を頂きましての訪館。
館長やら協賛会社、パリのYSL美術館の関係者などの挨拶を聞いた後にスタート。
休日の美術館ってドキドキします。
普段はミュージアムショップやカフェなど賑わっている場所には覆いが掛けられシーン・・・
入り口の警備も通常より厳重??な気も致します。
20世紀のファッション界を席巻し「モードの帝王」とよばれたイヴ・サンローラン。
イヴ・サンローランはクリスチャン・ディオールの急死をうけ、1958年にディオールのデザイナーとして鮮烈なデビューを飾ります。1962年からは自身のブランド「イヴ・サンローラン」を発表。それ以来、2002年の引退まで約半世紀にわたって世界のファッションシーンをリードし、サファリ・ルックやパンツスーツ、ピーコート、トレンチコートといったアイテムを定着させるなど、女性たちのワードローブに変革をもたらしました。
本展はイヴ・サンローラン美術館パリの全面協力を得て、没後日本で初めて開催される大回顧展です。わずか21歳で衝撃的なデビューを果たしてから、自身のブランドとして初のコレクションを成功させ、美術作品や舞台芸術、そして日本にも影響を受けながら独自のスタイルを確立するまでの40年にわたる歴史を、ルック110体のほか、アクセサリー、ドローイング、写真を含む262点によって、12章構成で余すところなくご紹介いたします。20世紀後半における偉大な才能であるイヴ・サンローランから生み出される、唯一無二でありながら、豪華絢爛な美の世界を間近でご堪能いただける大変貴重な機会となります。
以上は美術館の本展概要からの抜粋です。
広い会場にサンローランの作品が飾られ、刺繍やボタンなどに至るまでその手仕事の見事な世界観。
シンプルな構成は、一人の世界的デザイナーを回顧するのに十分な空間でした。 -
2023/09/28スタッフの日常
小さいほおずき
9月28日 白水萌菜美
先日、ご飯を食べにいく途中にあった花屋さんで小さなほおずきを見つけました。
お盆に飾るイメージが強かったので今年はタイミングを逃したかなあと思っていたのでびっくりです!
加えてこのサイズ感!どちらかと言えばフウセンカズラに近い程の小ささです。
枝ごと売っていて、1本に4~6個ほど実がついていています。
まんまるなものや全部が濃い橙色に色づいているものなど様々で悩んだのですが
枝先にいくにつれて小さく、橙色から黄色のグラデーションが綺麗な子にしました。
早速帰宅後一輪挿しに飾ると部屋もぐっと秋めいた雰囲気に。
枯れてしまう前に枝から外して乾燥させれば一般的なほおずきでよくあるパリパリとした姿で長く飾ることもできるそうなので、
タイミングを見定めつつ挑戦してみようと思います!
ここ数日で気温も下がり、ようやく秋の訪れを感じます。
今年の秋は何の秋にしようか、ぼちぼち考え中です。
写真はほおずきと、その日にほおずきを買った脚で食べに行ったかわいいパンダ饅(こし餡)です。 -
2023/09/27スタッフの日常
つんどく
9月27日 大曲 美生
ようやく朝晩は涼しくなってきました。
夏の間はエアコンや扇風機の風が当たるので使っていなかった、ベッドサイドのアロマキャンドルも復活。
寝る前のひとときに点けています。
この時間に溜まりにたまっている“積ん読”を消化しようと思うのですが、
5分と経たず眠くなるので毎回1、2ページしか進みません。
それにしても積ん読ってあっという間に増えますよね…。
私の場合、感覚としては1冊を読み終える期間中に新たに3冊くらい買ってしまうので、
まあそれは増える一方よね、という感じ。
本棚もぎゅうぎゅうになってきたのですが本棚を増やすスペースもそう簡単には作れず。
ダンボールに詰めて送るだけ、というオンラインの古本買取サービスをそろそろ利用しようかと考え中です。
いつかはアンティークの大きな本棚が欲しいな〜と夢見ています。 -
2023/09/26スタッフの日常
骨董市
9月26日 須田涼子
大江戸骨董市へ行ってきました!
が、骨董市の嗜みを知らずにのんびり出発したところ、到着した頃には撤収が始まっている様子。
お世話になっているショップの方に伺うと、場所の関係で、終了時刻の4時には片付けを完了していなくてはならないようで、3時頃から徐々に撤収が始まるとのことでした。
とはいえ、短い時間ながらウロウロと見て回り、気になるショップをいくつか発見。
新しいお店を開拓できるのも骨董市の楽しみですね。
時間が無くて今回は残念ながら戦利品は無かったものの、賑やかな雰囲気と興味深い品々を愉しめて良かったです。
時期的にいろいろな場所で骨董市を開催しているので、今度は早い時間から参戦できたらいいなと思います。
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2023/09/25スタッフの日常
角川武蔵野ミュージアム
9月25日 重本景子
以前から気になっていた、角川武蔵野ミュージアムに行ってみました。
隈研吾氏による建築も行きたかった理由のひとつ。
近くに行くほど圧倒される迫力。
”武蔵野の台地が隆起して出現したかのような”と紹介されているように
この土地の誕生を彷彿とさせるデザインです。
一方で未来からやってきた不思議な塊のようにも見えて
非現実的な面白さも感じました。内部はミュージアム、博物館、図書館など見所満載。
今はツタンカーメンの青春という体感型古代エジプト展をしていて、
現代の技術を駆使した展示が楽しかったです。
見た後はすっかり古代エジプト文明に魅了され、
エジプト考古学者の河江先生の動画を見ています。
専門的なお話を気軽に聞けたり、
エジプトに行きたくなった時用に予備知識を得られるなんて良い時代です。
ヒエログリフが読めたら感動ですよね。その後、ここも見ておかなければと思っていた本棚劇場を堪能。
大量の本が展示され稀に貴重な古書も発見。
さらにプロジェクションマッピングの演出もあって盛りだくさん。
一日いても全部を見切ることが出来ないぐらいの広さと量です。
本好き、建築好きにはたまらない場所だと思いました。 -
2023/09/24スタッフの日常
秋近し
9月24日 東海林亮二
ようやく9月も終わりに近づいてきてようやく気候も落ち着いてきました。
秋雨だったり晴れだったりと季節の変わり目なのか、
何かと忙しく天候も変化しています。
秋と言えば各所でイベント事も多く開催され、近所では先日
収穫祭がありました。
新米、季節の野菜が沢山並べられ、食欲をそそる品々が
いっぱいでとても満足なひと時でした。
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2023/09/23スタッフの日常
LOVE! 紙モノ
9月23日 岡田明美
『Tiny Dreamy Library-私だけの小さな図書館-』残り9日間となりました。
今週から家具&紙モノ雑貨のディスプレーを変えて気分一新!
とにかく沢山ある「紙モノ」からお気に入りを見つけるには時間と根気が必要ですが
いらして頂いたお客様は真剣に吟味して、お買い求め頂いておりますので
スタッフも嬉しい限りです。
ポスターは、家具の上にディスプレー。
吹き抜けの階段から見下ろすといい感じにご覧頂けます。
向かって右手のポスターは、20世紀初頭のイギリス・国会議員募集の物だそう。
朝ドラでも話題の牧野富太郎博士が校訂して、村越三千男画伯が描いた写生画。
1906年〜1910年に描かれた物ですが、色彩鮮やかな植物画です。フランスのART新聞。中々に価値のある物も混じっている様ですが
コラージュの材料としても人気があります。その他にもオススメは多数ですが、厳選してご紹介。
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2023/09/22スタッフの日常
金沢建築館
9月22日 白水萌菜美
前回から続いて金沢観光の思い出です。
最終日には旅の二大目的のうちの一つ谷口吉郎・吉生記念金沢建築館へ行きました。
ここで開催されている企画展「アニメ背景美術にえがかれた都市」がお目当ての展示です。
「AKIRA」や「鉄コン筋クリート」など、1980年から2000年代初めにかけて制作された日本を代表する
SFアニメーション作品の背景美術に焦点を当てた展示で、これだけでも十分に魅力的なのですが
展示作品の中に私の大好きな作品「メトロポリス」があるとなればもう行かないわけにはいきません!!
「メトロポリス」は手塚治虫の漫画原作のアニメーション映画です。
人間とロボットが共存していると謳われる都市メトロポリスを舞台に主人公の少年ケンイチと
人造人間の少女ティマの辿る運命が描かれています。
この作品、ストーリーに加え背景美術が抜群に素敵なんです!
ソビエト建築から着想を得た摩天楼を思わせる巨大なビルが連なる地上階層と地下階層の増改築が繰り返され
混沌とした建造物の対比であったり、そこに使われる色彩であったりとここでは書ききれない程の魅力が詰まっています。
今展示はこれらの作品の手書きの背景画に加えて完成に至るまでのラフやロケハン資料、クリエイターの方々への
インタビューなどなど盛り沢山で、決して大きくは無い展示空間だったのですが気づけば3時間ほど滞在していました。
この建築館では企画展のほかに建物の名前にもなっている谷口吉郎・吉生親子の建築作品も鑑賞することが可能で、
吉郎氏が設計した迎賓館赤坂離宮 和風別館「游心亭」の広間と茶室を再現した空間が鑑賞できます。
日本らしい伝統的な基盤の中に軽やかで整ったモダンな雰囲気が感じられる空間で
居心地が良くここでも1時間ほどゆっくり館内を見て回ってました。
そんなこんなで最終日は建築館にどっぷりと浸かり、そのまま新幹線で東京に戻ってきました。
今回は美術館に行く以外は深いことは考えず気になった道をふらりと歩いて行くような緩やかな旅行でしたが、
コロナ禍になって以来泊まりで遠出することが一切なかったのでそういった意味でも非常に開放感のある気ままな旅で
心も身体もリフレッシュされました!機会があれば今度は兼六園などの観光地にももっと行ってみたいですね…!
締めの写真は金沢の道を歩いていて見つけたお気に入りの写真。気になる書房、綺麗な橋、ニワトリと焼き鳥の看板です。 -
2023/09/21スタッフの日常
公開初日
9月21日 大曲 美生
久しぶりに、公開初日に気合を入れて映画を観にいきました。
『ミステリと言う勿れ』
普段ほとんど漫画は読まないのですが、
この原作の漫画は絵が綺麗で内容も読み応えがあり、もともとファンでした。
それが昨年テレビドラマ化されて、楽しみに、かつ恐る恐る見始めたら、
原作の世界観がよく再現され(少し余計な設定変更もありましたが)、複雑なお話も丁寧に、素敵な俳優さんたちによって描かれていたので、
ドラマ版も好きになりました。
そして今年、ついに映画化!
映画になると聞いたとき原作ファンは真っ先に「あのお話かな」と思いついたであろう、とても印象的で複雑で規模感の大きいエピソードが扱われます。
とはいえ細かい部分は忘れてしまっていたので、公開前に自宅にある単行本を読み返して、初めて読んだときと同じところで泣いて…復習はばっちり。
いざ公開日、気合を入れて地元の映画館へ。
平日のお昼間なのに席はかなり埋まっていて、ファンが多い作品なんだなと実感。
いつも通りポップコーンを食べながら、気づけば映画の世界にぐいぐい引き込まれていて、作品を堪能しました。
今回も期待を裏切らない再現度の高さでした。
そして原作と同じところでやっぱり泣きました。
エンドロールは割としっかり文字を追う派なのですが、今回はお話の余韻が強く残っていて、なんだかぼんやりと見てしまいました。
…。
原作は引き続き連載中で、作品全体を貫いている大きな謎が解き明かされていません。
漫画も映像も、まだまだ楽しませてもらえそうです。
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2023/09/19スタッフの日常
キッチンチェアー
9月19日 須田涼子
かれこれ7年ほど前、ジェオグラフィカで購入したキッチンチェアー。
当時、とにかく椅子が必要で、手軽に使えて移動がしやすい椅子を・・・と迎えたのですが、いつの間にかこの椅子で過ごす時間が一番多くなっています。
艶のある赤茶の色味やちょっと歪な座面の形状が愛おしく、今では気に入りの椅子の一つです。
木の座面の椅子の良いところは、手軽であまり細かい事を気にせず使えるところ。
また、家にある他の家具とも意外と相性が良くて、ビューローやテーブルなどで作業する時にも重宝しています。
お風呂上がりはこの椅子で一休みするのが日課、うっかり付けてしまったシミなどありますが、それも年月を共に過ごした味わいで愛着ポイントです。このキッチンチェアーは「スピンドルチェアー 」と呼ばれるウィンザーチェアーデザインの一つ。
Spindleとは眠り姫のお話でお馴染みの「糸紡ぎ」のことで、背棒のデザインが糸を紡いだような紡錘形のためにこう呼ばれています。
店頭にはいくつかキッチンチェアーの在庫がありますが、個人的にお勧めはこちら。
広めの座面で座り心地が良く、エルムの質感も味わいがあって良いです。
ターニングがふんだんに施され、素朴な中にもクラシカルな雰囲気を感じられるデザイン、お部屋や玄関先などにさり気なく置いてあっても絵になります。
キッチンチェアーなどのWooden Chairはこちら↓のコラムでも少しご紹介しています。
ぜひご覧ください。 -
2023/09/18スタッフの日常
肉づくし
9月18日 重本景子
久しぶりに会う友人とご飯を食べに行きました。
テーマは”肉"暑さに負けず肉を食べて元気!です。
ということで、美味しい肉料理を堪能してきました。
ユッケ、肉の寿司、焼き、牛丼など、色々な部位と調理法で肉を満喫しました。
色々なパターンがやってくるので
次は何かな〜とワクワクしながら美味しくいただきました。
特に牛丼がまた食べたいです。
やはり肉には米が合いますね。
その後、肉づくしの余韻がしばらく続きました。
また美味しいものを食べに行きたいです。 -
2023/09/17スタッフの日常
こちらもオススメです
9月17日 東海林 亮二
今週も修復を終えた家具が店頭に入荷しました。
その中からおススメの一点をご紹介します。
1930年代、オーク材のライティングデスク。
広々とした天板や両袖のたっぷりとした収納スペースが付属する使い勝手に優れたデスク。
左右4段ずつびっしり引き出しがあり、十分な収納力があります。
存在感抜群のこちらの商品はイベント対象商品につき
通常価格 ¥382,800 → ¥344,520(税込) となっています。
この機会に是非!
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2023/09/16スタッフの日常
休日はシネマディ
9月16日 岡田明美
この夏は本当に暑かった・・・(9月中旬の今もまだ暑い)
8月と9月前半の休日は「映画館」で過ごすことが多かった2023年の夏。
日頃、それほど映画は観ないのだけれど、この夏は「観たいな」という作品が多かった事もあり
暑いから外に出来るだけ居たくないという事もあり映画館へ良く行きました。
《1》ミッションインポッシブル・デットレコニング PART ONE
シリーズ7作目との事で、トムクルーズの歴史でもありますね。
それにしても約3時間、長い。そして映画館へ行って初めて「2部作品」である事を知る。
完結しないんかい!PART TWOを観る頃にはONEの事は忘れているんだろうなぁ。
《2》インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
こちらも約3時間。ハリソンフォードの頑張りに大拍手!CG万歳。
ハッピーエンドで良かった!!
《3》リボルバーリリー
綾瀬はるかが格好良い!!
こちらの映画ではジェオグラフィカ のアンティーク家具がセットの中に登場。
全体に暗い画面の中あれだわ、これだわ、と探しながらストーリー追いながら疲れました。
エンドロールの「美術協力」にジェオグラフィカ のロゴを見つけて、任務完了です。
《4》Barbie
私はリカちゃん世代。姉の遊んでいたバービーが子供心に「怖かった」
実写版のバービーはピンクの世界で可愛かったけど、ボーイフレンドのケンの濃ゆさにお腹いっぱい。
という感じな(私的)映画三昧の残暑でした。普段は食べないポップコーン。
映画館とディズニーランドに行くと買いたくなる、食べたくなるのは何故!? -
2023/09/15スタッフの日常
一足遅れて夏休み
9月15日 白水萌菜美
先日、少し遅めの夏休みを頂いたので久しぶりの旅行に行ってきました!
場所は金沢。ずっと行ってみたいと興味はあったもののなかなか機会がなく、今回ようやく行くことができました…!
1回で収まる気がしないので前後編でお伝えできればと思います。
今回の旅の本命は2つの美術館に行くこと!それと金沢の町を歩くことです。
早速金沢に到着した初日に第1目標の21世紀美術館へ行ってきました!
「新しい文化の創造」を目的に開設され、国内外作品媒体を問わず現代作品を中心に収蔵、展示を行っている美術館です。
今回は常設で展示されている作品と会期中だった展示のうち「コレクション展1」を観てきました。
中でも印象深かったのがレアンドロ・エルリッヒ作の「スイミング・プール」
この美術館のシンボル的作品の一つで、雑誌やテレビなどで見たことある人も
多いのでは無いでしょうか?
美術館の中庭に忽然とプールが存在してるこの作品。
あたかも深く水で満たされているように見えるのですが、
実際はガラスの上に10cm程の水が張られているだけで、中の全面水色の空間に
入ることもできます。写真からも内部にいる人が見えるでしょうか?
水の内部から水面を見上げた時の景色や、プールの水面を通して鑑賞者同士で
目が合ったりと、日常に見せかけた非日常が楽しい作品です。
本物のプールそっくりかと言われると全体に少し小さかったり、
逆にハシゴが大きかったりと、プールと言われてパッと思い描く概念に近いような、
少しデフォルメされたものが具現化しているような印象です。
この作品を一度自分の目で見てみたかったので現物を前にして友人共々
「おお…!これが噂に聞く…!!」と感慨深くなってしまいました。
内部に入るにはかなり早くの時間から整理券が必要だったので今回は外側からのみ鑑賞しましたが、
もう実物を見れた時点で大満足です!!
他にも「コレクション展1」より
「幽霊の形/形の幽霊」の部屋にて一際存在感を放っているイ・ブル作の「出現」も
印象的でした。宙に浮いた美しくもどこか恐怖心を掻き立てる巨大なオブジェで、正しく未知への恐怖心や身体と
テクノロジーの関係を表しているのだそうです。
作品に初対面で抱いた感情と作者さんの意図が少しでも一致しているとなんだか嬉しくなりますよね。
そんなこんなで21世紀美術館を満喫しつつひがし茶屋街周辺の散策もし、大満足の旅行前半戦でした!
写真はひがし茶屋街にいたちょっと楽しそうな顔つきの狛犬です。
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2023/09/14スタッフの日常
芸術の秋
9月14日 大曲 美生
まだまだ暑いですが、朝晩は涼しくなってきて、秋の気配もようやく感じられるようになってきました。
いろんな秋の楽しみ方がありますが、
我が家には芸術の秋が訪れました。一瞬、ほんの一瞬だけ、「ゴッ……ほ?」って思いましたよね?
ゴッホの『アルルの寝室』。
南仏の街アルルでゴッホが住んでいた通称”黄色い家”の一室を描いた有名な作品です。
が、これは何か違いますね。ベッドにねこがいますね。ちゃっかり寝ています。
あなたのための部屋ではないんですよ…
何度かここにも登場させているKathy Lamさんの作品です。
人間よりも先にお布団でぬくぬくしている飼い猫あるあるが表現されていて、
猫の虚無の表情もまたなんとも…ちょっとイラッとするような…笑
また壁にかかる肖像画もちゃんと猫になっているこだわりに感動し、
大好きすぎて版画を購入してしまいました。
額縁はジェオグラフィカでカスタムメイドしました。
モダンな感じにするか、ゴッホのふりをしてクラシックなものにするか散々迷って、
結局ゴールドのクラシック系にしてみました。
一瞬、本物と思っちゃうかも、というゴージャスな仕上がりになったのでとっても気に入っています。 -
2023/09/13スタッフの日常
秘密のレコード
9月13日 須田涼子
秋にぴったりなイベント『Tiny Dreamy Library -私だけの小さな図書館-』開催中です。
沢山の心ときめく紙モノが集結しています!
個人的に気に留めているアイテムは、こちらのポーランド製のポストカード型レコード。
東西冷戦時代、言論や出版の自由の制限下で、西側のロックやポップスを届けるためにポストカードに見せかけたソノシートが作られていたようです。
私の中では歴史の教科書でしか触れる事が無かったひと昔前の緊張感のある時代を、もっと身近に感じさせるひと品で、その時代に生きた若者たちが密かに鑑賞していたであろう秘密のレコードが目の前にある事に、なんとも言えない不思議な感情が湧いてきました。
店内は古いイギリスの図書館をイメージしたディスプレイになっています。
きっと興味をそそられる商品が沢山あると思いますので、お近くへお越しの際には是非お立ち寄りくださいませ!イベントの詳細については下のバナーからご覧いただけます↓
ただいま、対象商品が10%OFF!さらに1点税込5万5千円以上のアンティーク家具ご購入で、配送設置料がサービスになるキャンペーンも実施中です。
気になる商品がありましたら、ぜひこの機会にご検討ください。
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2023/09/12スタッフの日常
英国展と秋
9月12日 重本景子
私だけの小さな図書館 Tiny Dreamy Library
先日、英国展に行きました。
久しぶりに訪れましたが、たくさんの人で大変賑わっておりました。
紅茶、スコーン、お菓子、ジャムやはちみつ、雑貨小物などが盛りだくさん。
イギリス好きな人にはたまらないイベントです。
このところのスコーン人気が凄まじく、長い行列が出来ていました。
私も食べたい。。。
そのような中で、買うことが出来たスコーンは美味しかったです。
美味しいものをゲットするのはたやすくないとしみじみ思いました。
これから秋に向けて食欲が増すことは間違いないので、
スコーン、紅茶、ショートブレッドなどイギリスのお菓子を存分に楽しみたいと思います。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、様々な秋の楽しみがあります。
ジェオグラフィカでは、”私だけの小さな図書館 Tiny Dreamy Library” を開催中です。
読書の秋、さらには様々な紙モノ、額絵からは、文化やアートの秋も堪能できるイベント。
ぜひこの機会にお立ち寄りください! -
2023/09/11スタッフの日常
お薦めのデスク
9月11日 東海林 亮二
先週から始まりましたTiny Dreamy Library。
その中からおススメのデスクを2点ご紹介します。
1930年代 オーク材 ライティングデスク
オーク材の家具らしいアプライドモールディングがクラシカルな重厚感を出しています。
本格的にお仕事用のデスクとして是非。
1920年代 マホガニー材 ライティングデスク
レザートップの天板の中央には書類入れ、引き出し付きで
使い勝手の良いデスクです。品のある雰囲気をぜひお楽しみください。
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2023/09/10スタッフの日常
Cocteau と Matisse
9月10日 岡田明美
昨日よりスタートしました9月特集「Tiny Dreamy Library〜私だけの小さな図書館」
子供の頃より図書室が大好きだった身としましては、今企画には力入ってます!!!
先ずはジェオグラフィカ 1階吹き抜けにドーーンと聳え立つブックケースとデスク。すごいですよね?
迫力のディスプレーです!いずれもこの特集のために修復をして、店に入りました。
デスクチェアーはリボルビング式、英国のツイード生地で張替えしております。
そして恒例の古書籍や紙モノも多数、入荷しております。
私の一推しは『古書・日月堂』さんのジャン・コクトーとアンリ・マティス。
どちらもフランス(いや世界)を代表する芸術家、画家であります。
今回はジャン・コクトーのオリジナル銅版画、1953年に限定220部刊行された
『LE BAL DU COMITE D'ORGEL〜ドルジュル伯の舞踏会』の画集ですが
残念なことに何枚か抜けていたり経年にてシミがあったりで、バラしてプレートで販売しております。
またアンリ・マティスもプレートを額装したものが数点入荷しております。いずれも限定品となりますので、ぜひ店頭にてご覧頂ければ幸いです。
9月特集の詳細はこちらをご覧ください。 -
2023/09/09スタッフの日常
Tiny Dreamy Library 私だけの小さな図書館
9月9日 白水萌菜美
本日より『Tiny Dreamy Library 私だけの小さな図書館』が開催です!
読書の秋にぴったりなライティングデスクやチェアー、ブックケースが1Fフロアを彩ります。
また、今回はとっても素敵なアンティーク、ヴィンテージの本や紙物も多くご用意いたしました!中でも個人的に一押しなのがこちらのカラフルで小ぶりな本たち。
シリーズになっていて、中には各本ごとのテーマに合わせた図録がぎっしりと
詰まっています。一体なんの図録なのかといえば
例えばこちらは「コルクの栓抜き」の図録。
一般的なデザインのものからこれはどうやって使うのだろう…?と思わず悩んでしまうほど
奇抜なデザインのものまで網羅されています。
2枚目に写っている青色の本は「扇子」の図録です。
現代でも様々なカテゴリの図録、図鑑は出ていますがシリーズを通してニッチな層へ向けた
ものが昔からあったのは驚きと同時に親近感もわきますね。
他にも自身のテディベアの記録をつけるためのコレクションブックなど
普段だとそうそう見かけることの無い本が盛り沢山です!
これからの長い秋の夜に向けて読書のお供を探されてみてはいかがでしょうか?今イベントは10月1日まで開催しております。
まだまだ素敵なものが目白押しです!
SNSなどでも日々更新しますので是非ご覧くださいませ!! -
2023/09/08スタッフの日常
美しいねこさん
9月8日 大曲 美生
いよいよ明日から、秋のジェオグラフィカのイベントが始まります!
『Tiny Dreamy Library -私だけの小さな図書館-』書斎家具やアンティークの紙ものが大集合します!
ぐっと秋らしい雰囲気になった店内をぜひご覧いただければと思います。
SNSでもどんどんお伝えしていきますね!
そして今回、はじめてご出品いただくのが、合田ノブヨさん。
幻想的なコラージュ作品やオブジェで知られるアーティストです。
今回はとっっっっってもかわいい、ポストカードをお持ちいただいています。
その一部をちょっとだけお見せすると…ねこさん!!押し花の花冠をもらった美しいねこさんたち!!
ねこ派のわたくし大興奮の作品です。
こちらはただかわいいだけではなく、
まず紙は、17世紀と同じ製法で作られたという手漉きのコットンペーパー。
そこにアンティークなねこさんの素材と、合田さんが育てている草花を押し花にした冠。
”Think of You"の文字は、胡桃インクで合田さん自らがカリグラフィーを施したもの。
こだわりのぎっしり詰まったカードなのです。
メッセージカードとして大切な人へ贈るのはもちろん、
額装して飾っても素敵ですね。
ねこさんの他にもたくさんの絵柄のカードが入荷していますので、
ぜひ楽しみにお待ちくださいませ! -
2023/09/07スタッフの日常
自分だけの・・・
9月7日 須田涼子
ちょっとずつ日が暮れるのが早くなり、日中は暑いですが朝晩は少し涼しく感じられる今日この頃です。
食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、秋と言えば様々な秋!があって楽しみですが、ジェオグラフィカでは読書の秋、「図書館」をテーマにしたイベントを準備中です。
自分だけの小さな図書館・・・どんな本を並べようか、考えるだけでワクワクします。
大好きで何度も読み返している本はもちろん、幼い頃から親しんだ本から興味はあるけど読むタイミングを待っている本、画集や漫画、兎に角自分の目に止まった本を、分類してアンティークの本棚に並べ、図書館のようにした空間を、私も是非作りたいです。
座り心地の良いイスと小さなテーブルとランプがあればなお良しですね。
休みの日に出かける事が無くなってしまいそうです。
愛しの図書館作りに欠かせないアンティーク本棚に関するコラムを最近アップしましたので、そちらも是非ご覧ください。
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2023/09/05スタッフの日常
小さい小さいウサギ
9月5日 重本景子
先日、野生動物について分かりやすく展示をしているイベントに行ってみました。
メジャーな動物たちの中に、初めて知ったとても可愛い小動物が紛れていました。
その名は"イリナキウサギ"。
中国ウイグル自治区の標高2800〜4100mの山脈の岩場に生息し、
発見された時にはその可愛さがニュースになったようです。
体長20cmぐらい、体重217〜250g。。。
手のひらに乗ってしまうサイズですね。
これからも人に見つからず、ひっそりと生息し続けて欲しいと思います。 -
2023/09/04スタッフの日常
便利なゲートレッグテーブル
9月4日 東海林 亮二
9月になりました。
このところ夜は少しだけ涼しくなりました。
今週も新商品が続々お店に入荷してきています。
今回は珍しく店頭にオーク材のゲートレッグテーブルが3つ揃いました。
どれも小ぶりで使いやすそうなサイズです。
ダークオーク色で似ていますがよく見るとそれぞれ特徴ががあります!
詳細はこちらから -
2023/09/03スタッフの日常
愛玉子
9月3日 岡田明美
朝ドラを観ていたら「愛玉子」(オーギョーチィ)が出て来た。
主人公の命を救ったと。思い出して写真を探してみた。
数年前に上野にあるオーギョーチィしか置いていない昭和レトロな?
喫茶店で食べたもの。
オーギョーチィとは世界でも台湾でのみ自生する「愛玉子」という植物を使って作られるスイーツのこと。
ゼリーのようなぷるぷるとした食感が特徴で、かの有名な楊貴妃も愛したスイーツとして知られているそう。
「愛玉子」は実を水の中で揉むとペクチンと呼ばれる食物繊維の一種が溶け出し、
水を固めるという性質がありゼラチンと違い常温でも固まるのが特徴なので
それで作られる愛玉子ゼリー自体には味はついていなくて、レモンシロップなどをかけて食べる。
フムフム、台湾旅行した際に見かけたスイーツだけどやはりマンゴーかき氷や台湾カステラ、
豆花(トーファ)などをつい食べてしまい、本場では食べそびれてました。
まだまだ暑い日が続いているので、ツルッとのどごし良いスイーツはアリですね。
次のお休みに出掛けたら、探して食べてみようかな。さて、8月の特集『Greener Living〜心地良く暮らす〜』も
本日が最終日となりました!
オンラインショップでは午後8時までお買い物頂けますので是非ご覧になって下さいね。 -
2023/09/02スタッフの日常
ぶた肉のおいしい店
9月2日 白水萌菜美
この日付を打っていてもう9月なのかと驚いてしまいました。
まだまだ暑さも厳しくて、夜の暑さは少し和らいできはじめたもののまだまだ
快適な気温になるには長そうです。
先日は久しぶりに遠出の外出(といっても都内ですが)をしたので
ついでにこれまた久しぶりに外でご飯を食べてきました。
豚肉料理が美味しいお店とのことだったので素直にとんかつを注文。
料理が届くのを待っていたのですがなんだか視線を感じます…
何となく周囲を見てみるといたんです…
可愛らしいブタさんの植木鉢が!
絶妙に気の抜けた顔つきが可愛いですね…
ぼんやり虚空を見つめてそうなのですが正面からだとまあまあの視線を感じます。
他のお客さんが座ってたテーブルの近くにはこの子よりも大きい子と小さい子がペアで
置かれていてそちらも可愛かったですし、離れたところにはブタの尻尾?をモチーフにしたオブジェもあり、
なかなかにブタブタしい空間でした。
そんなこんなで料理も届き、ブタさんの視線を受けながら美味しいトンカツをいただきました…!
追記:帰りの階段にもいました!! -
2023/09/01スタッフの日常
三井家の基盤
9月1日 大曲 美生
チケットをいただいたので、三井記念美術館『三井高利と越後屋』に行ってきました。
江戸の初期から今まで綿々と続く三井家の、創業のころの歴史をたどる展覧会です。
タイトルを見たときは(なんだか地味だな…)と正直気乗りしていなかったのですが、
実際はすごくわくわくさせられる内容でした。
三井高利、その祖父にあたる高安、また高利の息子たち、
と一族のうちの何人かが主な登場人物なのですが、
どの人物にもオリジナリティに溢れたビジネスセンスや、
またどんなに儲かっても決して驕らない堅実さがあったことを窺い知ることができ、
さすが三井家…!!という説得力がありました。
会社の仕組みやルールを示したもの、会計関係の書類、大繁盛の越後屋の様子を描いた浮世絵、
また三井記念美術館といえばの茶道具の名品の数々など、
展示品は非常に多岐に渡るのですが、
いずれも解説が丁寧で、どこにどんな意味や価値があるのかを理解することができるようになっていて、非常に勉強になった展覧会でした。
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