1920年代、マホガニーのアームチェアー。絵画のように美しいインレイが背に施された、華やかなデザイン。
お気に入りのパーソナルチェアーとして、寛ぎの時間をより豊かにしてくれるチェアーです。

自社工房にて丁寧に木工、塗装修理を施しました。座面も中材ごと張替え済みです。

サイドから。

背面のシルエットも美しいですね。

繊細で計算された曲線で構成されたチェアーです。どの角度からも美しく見えます。

背もたれには古代風の装飾的な文様がインレイ（象嵌細工）によって施されています。

間近に見るとその緻密な技術には目を見張るものがあります。

すべてのパーツに入っている細いラインの縁取りもインレイ技術によるものです。

座面はフランスの輸入生地で張り替えています。金糸も織り交ぜた非常に細密な刺繍による美しい絵柄が特徴的です。

いわゆる猫脚も、大袈裟すぎない絶妙なカーブを描きます。

全体に調和の取れた曲線美を感じられます。

脚にも装飾が描かれているのは珍しいです。こちらもインレイ加工。

細部にまで至るこだわりが感じられます。

サイズ詳細は下記の通りです。