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アンティーク家具専門商社として1993年に創設された株式会社オルタネイティブが運営するアンティークショップです。
自社買い付けしているからこその、アンティーク家具に関するコンテンツを発信していきます。
ネスト=入れ子式という意味で、大・中・小のテーブルが入れ子式に組み合わさった小型のテーブルです。一番大きなテーブルの下に、ひとまわりずつ小さくなる中・小のテーブルが格納できるようになっています。普段はすべて格納した状態で1つのテーブルとして置いて必要なときにだけ引き出して使ったり、3つそれぞれに別の場所で使ってもよいでしょう。スペースを有効的に使える優れもののテーブルです。
英国に広く普及するようになったのは18世紀中頃〜19世紀初頭の産業革命の時代。大都市の人口が増えて住居が狭くなっていく過程で、場所も取らず使い勝手に優れたネストテーブルが広まったと考えられています。18世紀英国の三大家具デザイナーの一人、トーマス・シェラトンの1803年の著書『Cabinet Dictionary』には、"Trio Table"や"Quartetto Table"として登場します。当時は女性用の家具とされていたようです。その後は英国だけでなく、世界のさまざまな時代、スタイルで現在に至るまで入れ子式のテーブルは作られています。
ネストテーブルは19世紀からずっと人気があるアイテムなので、さまざまな人々の好みや必要に応じて材質やデザイン、サイズのバリエーションが生まれてきました。ぜひじっくり悩んでお気に入りを見つけてください。
《オークのネストテーブル》
華美な装飾は抑えられ、素朴で風合いを生かしたアイテムが多いオーク材のネストテーブル。脚はアンティークの定番、ねじねじのバーリーシュガーツイストレッグや、どっしりと柱のようなバラスターレッグ、すらりとまっすぐ伸びる脚もあります。また天板は四角いものも楕円形のものもあり、さまざまなシーンやスペースに合わせやすい、生活に馴染むアイテムです。
《マホガニーのネストテーブル》
エレガントで知的な印象のマホガニー材のネストテーブル。柔らかく流れるような杢目模様を生かした化粧板を張った美しい天板が多く見られます。天板の縁には彫刻装飾が入っていたり、お花や雲のようにふわふわとかわいい形になっているものも。装飾の度合いはまちまちで、彫刻がほどこされたゴージャスな猫脚のものもあれば、すっきりと繊細なシルエットのものもあります。節目のついた竹=バンブーを模した脚のデザインは東洋的な雰囲気もあり人気のあるお品です。
《ウォールナットのネストテーブル》
独特の杢目模様が綺麗で、マホガニーと同様に化粧板として天板に生かされています。天板も脚も装飾的なものが多く見られ、アカンサスの葉やシェルの彫刻、ボール&クロウの脚など、小さいテーブルの中にさまざまな芸術的要素が盛り込まれた美しいテーブルです。比較的年代の新しいものだとガラスが天板にはまっているものもあり、熱いものや水気を気にせず使うことができます。
《ドロップリーフデザイン》
なかなかお目にかかれないドロップリーフデザイン。一番外側の大きなテーブルの両サイドに折りたためるリーフが付いていて、必要なときにだけ広げて使うことができます。三通りの大きさのテーブルだけでなく、サイズの調節までできるという優れもの。もし出会えたらかなり貴重なビッグチャンスですのでお早めに…!
《ラウンドテーブル》
丸い大きなテーブルの下に、ケーキを4等分するようにイチョウ型の小さなテーブルが4つ格納されているタイプのネストテーブルもあります。こちらも必要なときにだけ小さなテーブルを一つ、二つと出して活用するもよし、小さなテーブルをお部屋の角など90度の部分に合わせてお花台などにするのもよし。少し変わり種のネストテーブルとしてさまざまなアイデアでご活用ください。
《コーヒーテーブルタイプ》
ソファの前などに置くことを想定した長方形のローテーブルに、二つの小さなテーブルが横並びで格納されているもの。天板にはガラスがはまっているものも比較的多く見られます。一見するとネストテーブルらしからぬシルエットですが、やはりスペースをうまく活用できる便利なテーブルです。
《クインテッドテーブル》
ネストテーブルは大中小3つだけとは限りません。非常に珍しいですが、4つ、5つのテーブルが重なっているものもあります。写真はクインテッド=5つのタイプ。お揃いの5つのテーブルが一度に手に入ると思うとお得な気分にもなります。
サイズもデザインもバリエーションが豊かで、工夫次第で家の中のさまざまな場所で活躍するネストテーブル。アンティークを身近に、気軽に楽しめるアイテムです。便利な使い方をいくつかご紹介いたします。
ソファー前や横に置いてコーヒーテーブルとしてお使いいただけます。普段は1つにまとめておいて、おもてなしの時には小さなテーブルも出して使うのも便利な使い方です。デザインはソファーのスタイルに合わせても、あえてテイストを変えてアクセントにするのも良いかもしれません。
限られたスペースにテーブルランプやアロマグッズ、時計やメガネなど細かなものを置きたいときに。横幅30〜40cmほどの一番小さなテーブルだけを使うのもおすすめです。小さな場所だからこそ、こだわりを持って個性的なネストテーブルを選んでみてはいかがでしょうか。
お花を飾ったり、鍵やハンコを入れたボックスを置いたり、ランプを置いたり。家の”顔”でもある玄関にお気に入りのテーブルがあると気分も上がります。お出かけ前には格納してあるテーブルを出して、忘れ物のないようにバッグやスマートフォンなどを置いておくのもよいですね。
大中小3つのテーブルを家の中の別々の場所で、単独のスモールテーブルとして活用するのも一案です。離れたところで異なる使い方をしても、インテリア全体にさりげない統一感をもたらしてくれます。
重ねてもバラバラにしても使えるとても便利でお得なネストテーブルは現代の住宅事情にも見合ったアイテムです。
GEOGRAPHICAでは、バリエーション豊かにアンティークネストテーブルを取り揃えております。ぜひオンラインショップや店頭にてご覧ください。
【ジェオグラフィカのアンティーク家具について】
ジェオグラフィカのアンティーク家具は、英国を中心とした欧州のアンティークディーラーとの間に長年に渡って築いてきた、独自のネットワークから仕入れられています。品質、コンディションともに厳選されたジェオグラフィカのアンティーク家具は、設備の整った横浜ファクトリーにて、専任の修復スタッフの手で「それぞれの家具にとってベストな状態」に修復されます。
たとえば、チェアーは丁寧に解体してからまた長い間使える強度が保てるように、しっかりと組み直します。シートも同じく、古い生地やクッションを剥がして、そのチェアーに合わせて新しく選んだファブリックできれいに張替えをします。
テーブルも同じくしっかりと強度を出すための組み直しをしたあとに、アンティークの風合いを残しつつもきれいに、元々の塗面をできるだけ活かしながら全体的に再塗装を施します。
【ジェオグラフィカのアンティーク家具と修復について】
また、ジェオグラフィカでは継続して各地の指定文化財などの収蔵家具の修復活動を行なっています。これらの収蔵家具の修復は、出来る限りオリジナルを保存し、家具として正しく時を経た姿に再生することが主題となります。そのために正しい修復方法での作業が必要になり、高度な技術の維持も求められますが、同時に大きな学びも得られます。
収蔵家具の修復過程につきましては、以下バナーよりご紹介しております。お時間がございましたらぜひご覧ください。
*写真はイメージです。
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