1930年代、マホガニー材のセティ。
背もたれの左右に配された植物の彫刻や中央の透かし彫りが印象的です。
滑らかな曲線使いが光る、繊細で美しい一台。

背もたれの左右に配された果実モチーフのレリーフが印象的。

その下にはタッセルのようなモチーフの装飾が施されています。

シンメトリーに配された繊細な透かし彫刻が目を引きます。

中央の透かし彫刻。

流れるような曲線使いが美しいアーム。無駄な装飾は省き、洗練された佇まいです。

脚部もシンプルなカブリオールレッグ。アームや脚部はシンプルに、背に配された美しい装飾が際立ちます。

フレームと生地の境目はこげ茶色のブレードをアクセントに留めました。

座面や背はウィリアム・モリスの「Crown Imperial」を用いました。
モリスらしい植物モチーフが左右対称に繰り返されるパターンとシンメトリーに装飾が施されたフレームの相性が良く、柄生地でも落ち着いた印象に。
1876年に発表されたこちらのデザイン、オリジナルは機械織りのウールとモヘアのファブリックでしたが、アーカイブ・コレクションではウールで復刻されています。

生地はもちろん、中材も新しいものに交換しています。座り心地が良く安心してお使い頂けます。

サイドから。

後ろ姿です。

詳細なサイズは以下の通りです。