1930年代、オーク材の一人掛けソファー。重厚感のあるブルボースがアンティークらしい佇まい。生地はウィリアム・モリスの"Strawberry Thief"で張り替えました。

側面

背面

モリスの夏の別荘ケルムスコット・マナーの庭でイチゴをついばみに来た小鳥たちを温かな目線で描いたモリスの代表作。左右対称のパターン構成が特徴です。樹木や草花を描くのは得意なモリスですが、実は動物を描くのは苦手で、この小鳥も親友のフィリップ・ウェッブが描いています。

各面に可愛らしいイチゴを咥えている鳥と、向かい合わせの鳥がバランスよく配されています。

フレームはオークの木目が現れた重厚感のあるデザイン。

縁には細やかな彫刻がアクセントに施され、ブルボースはクラシックな趣があります。

鳥と草花が一面に広がり、まるで庭園の中で囲まれている様な美しい生地です。

地の色は落ち着いた紫で華やかな柄が引き立ちます。

すっぽりとおさまる安定感のある座り心地。くつろぎの時間を一層豊かに演出してくれます。

サイドにもしっかりとイチゴを咥えた鳥が収まります。

シートは本体と一体化しており外れません。中材は新しく交換しているのでクッション性もあります。柄が引き立つ様に縁はシンプルにパイピングで仕上げました。

脚元はちょこんとしたバンフットの可愛らしいデザインです。

サイズ(mm)
全体：W690 D790 H790 SH340(座面のトップで計測)

座面サイズ
座：W470 D550
背：W450 H540

イメージ画像