1890年代ヴィクトリアン 、ウォールナット のバルーンバックチェアー。
気球のように膨らんだ背もたれに、繊細な植物彫刻が施された華やかなデザイン。
生地はウィリアム・モリスの"Wilhelmina"で張り替えました。

自社工場にて木部や塗装の修復を行いました。
座面の生地や中材も交換しています。

サイド

バック

気球(=Baloon)のように膨らんだ背の意匠が印象的なバルーンバックチェアー。
ヴィクトリア時代に誕生したチェアーデザインのひとつです。

こちらのバルーンバックチェアーの背には立体的なレリーフが施され優美。

脚部はフレンチスクロール。
軽やかでエレガントなデザインです。

座面に用いたファブリックは1870年と1880年にウィリアム・モリスによって作られたふたつの刺繍作品それぞれの要素を組み合わせ、デザインされた「wilhelmina」。水彩画のように濃淡のあるグリーンに花々が配された鮮やかで美しいテキスタイルです。

縁には若草色のブレードを留めています。

詳細なサイズは以下の通りです。

イメージ画像