1910年代、マホガニーのグラスキャビネット。
洗練されたラインが美しく、細やかに施されたインレイがアクセント。
サイドが斜めの仕様で圧迫感が減り、壁面への収まりも美しいデザインです。

扉は観音開き。内部のクロスは張り替えています。
自社工場にて、塗装や木部、クロスの張替えを行いました。
もちろん鍵はきちんと掛かります。

装飾は控えめですが全体的にインレイ細工が施され、洗練された知的な佇まいです。

後ろまで綺麗に修復しています。

キャビネットを縁取るように、全体に施されたインレイ細工は細やかで丁寧な仕上がり。

扉に配されたグレイジングバー(桟)が印象的です。

内部のクロスは、上品なストライプのファブリックで張り替えました。

全体的に直線を基調としたなシルエットの中に曲線的な意匠が用いられ、華やかで柔らかな印象を与えています。

先細りの繊細な脚部。脚先までインレイ細工が施されています。

サイズは以下の通りです。

扉内寸(mm)
①；W990 D295 H300
②：W990 D295 H315
③：W1010 D310 H330

＊扉向かって左にロック金具が取り付けられています。
＊扉には鍵が掛かります。(鍵×1本付き)