1920年代、マホガニーのアームチェアー。
直線と曲線が融合した洗練されたフォルムのチェアーです。
背にはダイヤや花の装飾が配され、フレームを縁取るように繊細なインレイ細工も施されています。

側面から。背もたれのカーブの美しさがよく見える角度です。

背面から。

繊細に透かしを施された背もたれから手すりにかけての部分が特に美しく際立ちます。

フレーム部分に細く入ったインレイが上品ですね。
細いラインに菱形のモチーフを見事に組み合わせています。

先端に少し丸みがかっているのもポイントです。

座面にはウィリアム・モリスのpimpernelを用いています。
野山に咲く可憐なルリハコベをモチーフとしている長きに渡り愛され続けているテキスタイルです。

ブレードは焦茶を合わせました。

フロントにはインレイで菱形が描かれています。
全体にモチーフに統一感があることでより洗練された印象を受けます。

脚元は前脚がストレートなのに対して後脚は滑らかなカーブを描いたデザインとなっています。

以下サイズ詳細になります。

W580 x D600 x H920 SH460(mm)
座面W470 x D450(mm)