1930年代、マホガニーのブックケース。
こちらは英国の高級家具メーカーである「 WARING&GILLOWS」社製。
シンプルでバランスの取れたデザインで、マホガニーの杢目の美しさが際立ちます。
ガラス扉とパネル扉、更に引き出し付きで食器棚としても優秀なアイテムです。

飾りたいものと隠したいものを分けて収納できますので、使い勝手が良く整理整頓がしやすいデザイン。

自社工場にて木部や塗装の修復をおこないました。

サイド

後ろ姿

WARING&GILLOWS社は「Lancaster Gillow&Co.」と「Liverpool Waring」が 1910年代に合併し、1985年まで存在した高級家具メーカー。高品質な家具を製作していました。

こちらのブックケースも、質の良いマホガニー材を使用し、しっかりとした造りになっています。
シンプルかつ洗練された佇まいで取り入れやすく、お勧めのひと品。

ガラス扉内部はダボ穴が開いていて、高さ調整が可能です。

ガラス扉とパネル扉の間には、引き出しが2杯配されています。
書類や文具等の細かなものを整理したり、食器棚の場合にはカトラリーやランチョンマットをしまうのもお勧めです。

マホガニーの魅惑的な杢目がひと際目を引きパネル扉。

パネル扉内部にも棚板が一枚設置されています。
棚板は脱着可能ですので、高さのあるものも収納可能です。

詳細なサイズは以下の通りです。

上扉間口(赤矢印)
W980 D235 H1050 (mm)

下扉間口(白矢印)
W1040 D400 H520 (mm)

上扉と下扉共に鍵が掛かります。共通の鍵1本付き

引き出し内寸(左右ほぼ同サイズ)
W480 D360 H100
引き出しも鍵が掛かります。引き出し用の鍵1本付き。

上扉には、ダボ穴が開いていて、高さの調節が可能です。
ダボ穴は天井から約175mmのところから始まり、約30mm間隔で18箇所開いています。
棚板は3枚です。

扉の桟に合わせて棚板を設置した場合の各棚のサイズは以下の通りです。(mm)

①：W980 D230 H285
②：W980 D230 H235
③：W980 D230 H235
④：W980 D235 H250

下扉に棚板を設置した際の各棚のサイズは以下の通りです。

⑤：W1040 D395 H250
⑥：W1040 D400 H245