1890年代、ヴィクトリアンのライティングデスク。
材質はオリーブで、強くうねる様な木目が特徴です。繊細な色の濃淡で表現された花々が美しく、当時の職人の技術の高さが伺えます。脚元の彫刻も見事な仕上がりです。細部までじっくりとご覧いただきたいアンティーク家具です。

側面

上部収納開閉

引き出し収納

美しく重厚な佇まいは、インテリアの中心に取り入れたい華やかさがあります。明るめの色合いはオリーブの木目や風合いもしっかりと感じ取ることが出来ます。

背面も美しいインレイが施されているので、お部屋に中置きすることも出来ます。書斎の中心に置いて各方面から見える姿を楽しむことが出来ます。

後ろ脚も表側とは異なる彫刻が施され、リーフ模様はリンクします。

中心の扉に鍵をかけると、左右の引き出しも同時にロックされます。大切なものを入れていたことが伺えます。

中心の扉を開くと、下にストンと下がる仕様になっています。こちらの扉を開くと左右の引き出しも開けることが出来ます。面白いギミックに心が躍ります。

シェルとフラワーモチーフが施された中心の扉。細いラインと繊細な色の濃淡で表現されています。

扉を開くと細かく仕切られた棚が現れます。大切な手紙など紙ものをしまうのにちょうど良いスペース。

インレイとぴったりな小花の彫刻もアクセントに施されています。

小物の整理にちょうど良い小引き出し。引き出しのロックの仕組みはサイドの丸穴の仕様になります。

トップに少し立ち上がりのある笠木が付いています。ランプや書籍、オブジェを置こくとが出来るスペースにもなります。

オリーブの木目も良く現れています。

天板はクラシックなレザーの仕様で、元のレザーを活かしました。渋いグリーンに縁はエンボスが施されています。
レザー部分W910 D320

植物柄のエンボスが施されています。

脚周りは濃い色合いでくっきりとした印象、箱部分のインレイやオリーブの木目がより引き立って見えます。

イタリア家具に見られる繊細な表現のインレイが各所に施されています。

下の引き出しは鍵で開閉します。鍵は1本で、各引き出しそれぞれを鍵で開閉します。

植物のインレイはところどころに影が出るような濃い箇所もあり、深みの出る表現が取り入れられています。一枚の花びら、一枚の葉に大変手が込んだ意匠です。

古の神の彫刻が脚元に施されています。

脚先はアカンサスが施され、キャスターが付いているので移動がらくに出来ます。

サイズ(mm)

引き出し
①W235 D155 H35
②W235 D155 H40
③W235 D155 H45

④W210 D410 H60
⑤W210 D410 H70
⑥W400 D410 H60

@約W95 D130 H115

脚まわり W920 H570

全体 W:1,120 /D:730 /H:天板まで730+上収納230