1870年代、ヴィクトリアンのローズウッド材のビューロー。
ナポレオン３世スタイルで、各所に施された彫刻が秀悦な逸品です。
ビューローとして使わない時にはスクリーンとしてもインテリアの一部になるよう
裏側は布張りになっています。

2種の彫刻が施された前面。このように開きます。
上部はビューロー部分。

フラップのレザーはオリジナルを生かして修復しました。

左右に開くようになったペントレーの作りも珍しいです。

下部はマガジンラックのような作りになっています。

上下に付いた鍵はWロック仕様になっています。

サイドです。

ビューローとマガジンラックを開いたサイド。

サイドのシルエットも綺麗ですね。両サイド、脚と彫刻が施されています。

裏面です。
元のクロスは残念ながら、ほぼ剥がれていましたので新しく張り替えしました。

スクリーンの様に使用されていたと思われます。

ビューローとして作られた家具ですが、置いて見て楽しむことが出来る稀にみる逸品です。

サイズはこちらを参照してください。