1910年代、ローズウッド材のダベンポートデスク。
18世紀後期、ギロー商会がダヴェンポート大佐のために製作したデスクがその名の由来と言われているダベンポートデスクは、少し傾斜した開閉式の天板とサイドに配された引き出しが特徴的な小型のデスクです。
こちらのお品は希少なローズウッド材で製作されたエドワーディアンスタイルの一点。
知的で洗練された佇まいに、繊細に施されたインレイ細工が目を引きます。
小さくとも収納スペースが多く設けられ、使いやすさも考慮されているデスクです。

非常に堅牢な木として知られ、丈夫な分加工が難しく下手に切り出すと割れるリスクがあります。
曲線を用い、精巧に形作られたこのデスクは、加工が難しい木材を難なく扱う、熟練のキャビネットメーカー職人の手仕事を感じられる一台となっています。

鍵付きのトップには、収納スペースとペン入れ、
インク壺置きなどが細かく間仕切りされています。

ゆるやかな曲線を描く脚部。
オリジナルのキャスターが付いています。

各サイズは下記の通りです。

レザー部分のサイズ　W440 D245

向かって左側の引き出しはフェイクです。

引き出しサイズ

①W275 D380 H95
②W275 H375 H95