1910年代、ウォールナットのピアノスツール。背もたれ付きは入荷が少なめのアイテムです。
直線と曲線が融合した背もたれにはギリシャ建築の影響を感じる意匠が施され知的な印象。
脚部やストレッチャーにはターニングが施され、細部まで丁寧に造り込まれています。
座面を回して高さを調節することもできる優れものです。

自社工場にて木部や塗装の修復を行っています。
座面は張り替えを行いました。中材も交換済みです。

サイド
横からみても美しいデザイン。

バック
後ろ姿も綺麗です。

直線と曲線が融合したシンメトリーなデザインの背もたれ。
植物や花のレリーフが効果的に配されています。

１つ１つの装飾が丁寧に施されています。

ヴィクトリアンチェアーらしい、挽物の脚部やストレッチャー。
どこか温かみを感じさせるデザイン。

座面はボタニカルモチーフが浮かび上がるドラマチックな赤いファブリックで張り替えました。