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1900年代、マホガニーのパーラーキャビネット。大きなミラーに各所に施された彫刻が優雅。真中の扉はショーケースのようにコレクションを飾ることが出来ます。重厚感のある佇まいでお部屋を一層クラシックに、華やかに演出します。

正面から。

側面から。横幅、高さと比べると奥行きは一般的なキャビネットとあまり変わらない厚さ。場所を大きく取らないところが嬉しいポイントです。

背面から。

上部は大部分を占めるミラーが存在感を放ちます。
優美な曲線を描く縁取りが、ヴィクトリア時代の華やかな情景を想起させてくれます。細部の彫刻も見事なクオリティです。

トップにはスクロールとアカンサスの葉を思わせる飾りが彫刻されています。
その下のダイヤ型の文様は光に当たると立体感が増し、重厚さが引き立ちます。

上部サイドにはそれぞれ2台ずつ小さな飾り台があります。

その下にはゆったりとしたラインが特徴的な中ぶりの飾り台が左右1台ずつついています。燭台やオブジェなどを飾っていただくのもお勧めです。

下部には左右それぞれに引き出しとガラス入り扉の収納が1つずつ。中央にはジュエリーケースとその下にオープンのシェルフがあります。

ジュエリーケース部分は修復の際に生地を張り替えました。落ち着きのある赤のベロア生地で、見る角度によって陰影がつくような凹凸が生地本体に入っています。

アンティークとの相性も良い赤色。ジュエリーや腕時計、お気に入りにのティーカップなどを飾っていただくのも良いですね。

引き出し部分はフレットワークが施され、重厚感のある真鍮製の取手が彩りを放ちます。引き出しの中は綺麗にクリーニング済みです。

ミラーや飾り台の形状と類似性のある曲線のガラス窓。
面取りもされた贅沢な作りです。

こちらも引き出しと同じく真鍮製の引き手。鍵は共通のものが1本付属します。

オープンのシェルフ部分。上下を飾る彫刻や、上部の透かしなど技巧に富んだ箇所です。

脚元はアカンサスの葉が彫刻されたガブリオールレッグ。
スクロールのデザインはどこかフレンチらしい軽やかさも併せ持ちます。

以下サイズ詳細です。

W1,400 × D420 × H1,040+1,220(mm)

ミラーサイズ

中央ジュエリーケース内寸：W600 × D280 × H65

引き出し内寸：W290 × D270 × H50(mm)

ガラス扉の収納内寸
上段：W310 × D320 × H260(mm)
下段：W310 × D350 × H240(mm)

中央シェルフ内寸：W600 × D370 × H340(mm)