1930年代、マホガニーのウィングバックソファー。
頭にウイングと言われるせり出した部分があるのが特徴的。
クッションに包みこれる心地で、ゆったりと寛ぐのに最適です。

全体がクッション・生地張りとなっているため、体に接地する部分もソフトで優しい1Pソファー。
背もたれも高め且つウイング部分があるので、頭を支えられ、
とてもリラックスできる寛ぎの時のための１脚となっています。

くるりとしたフォルムのアームも可愛らしくボリューミーで安定感抜群。

クッション部分もほどよく厚みと弾力があります。
クッションは後部にファスナーが付いています。

生地はMorris Co.の"Montreal"で張り替えました。
お部屋に馴染みやすい配色で、総柄ながらどこか落ち着いた印象。

"Montreal"は1890年代に、モリスの一番弟子であるジョン・ヘンリー・ダールによってデザインされたカーペットが基となっており、ペルシャ風の花が生い茂る植物の中に咲く様子が描かれています。

その時まだ18歳のジョン・ヘンリー・ダールはモリスが44歳の頃、モリス商会に工房の見習いとして雇われます。
その後モリスが社会運動に力をいれるようになってからも工房の監督を引き継ぎ、
50年に近い年月に渡りアートディレクターとして商会を支え続けた人物です。
モリスのスタイルを踏襲しながら"Iris"やGolden Lily"など多くの作品の数々を残しています。

脚部はシンプルな角形で、柄のファブリックともバランスがよく控えめに座面部分を支えてくれています。

各サイズは下記の通りです。