1890年代ヴィクトリア期、マホガニーのスクリーン。
オーバル型のフレーム部は上下に可動します。トップには擬宝珠のアクセント、脚元にはアカンサスレリーフが施され、控えめながらも上品な佇まい。
インテリアのアクセントにいかがでしょうか。

正面から。

側面から。

背面から。高さの調整は背面に見える真鍮のネジを用いて行います。

元々は女性が暖炉の近くに座る際、お顔の白粉が溶けてしまわないように熱を遮るためのものだったのだそう。現代ではお部屋のアクセントとしてや、お店ではネックレスなどをかけるアクセサリースタンドのようにもお使いいただけます。

トップの擬宝珠飾り。木製で、精巧に作られています。

スクリーンの縁にはインレイによる斜めのストライプラインが細く入っています。
職人の細部に至るまでの拘りが窺い知れる装飾です。

落ち着いたブルーの地に月桂樹の冠を思わせるクラシカルなテキスタイルは古いものをそのまま生かしています。

脚先は安定感のあるテトラポッド。根本部分にはアカンサスと、ビーズ装飾が施されています。

以下サイズ詳細です。

H1,370 × φ430(mm)

ガラスサイズ：W270 × H350(mm)