1930年代、オークのウェルシュドレッサー。
「ウェルシュドレッサー」とは、イギリス・ウェールズ地方発祥の上がオープンシェルフ、下が扉収納になった食器棚。
食器はもちろん、本や雑貨などを収納し、ディスプレイするのもお勧めです。
こちらのドレッサーは鍵付きの小さな扉が配されたユニークなひと品。
美しいレリーフやツイストのコラムが重厚感のある佇まい。扉にはリネンフォールドと呼ばれるゴシック様式を代表する彫刻が施されています。
引き出しと開き扉も配され、使い勝手良く、整理整頓しやすいデザインも魅力です。

＊大型の家具です。搬入経路をご確認ください。

扉の中の広い収納力も魅力です。

自社工房にて木工、塗装修復を施しました。

引き出しにはカトラリーをしまったり、細かな文房具類などをしまうのもおすすめです。

サイドから。

背面もきれいに修復済みです。

全体に装飾が入っていますが華美すぎず、非常にバランスよく洗練された佇まいです。

ツイストの柱に支えられたアーチ状の装飾は古代建築を思わせます。

中央の小さな扉にもリネンフォールドと呼ばれる布を畳んだようなモチーフが丁寧に彫られています。

角にはスイカズラの花のモチーフ。軽やかなスクロール紋様と組み合わせて可憐な印象にまとまっています。

良質なオークの木材が贅沢に使われています。

虎斑と呼ばれるオーク材に特徴的な杢目模様が現れています。

引き出しの内側も綺麗に修復してあります。

観音開きの扉にもリネンフォールドの飾りがついています。

引き出しの真鍮製の金具もクラシカルです。

棚板などはなく広い収納になっています。キッチンまわりの器具や季節ものの飾りなど様々な収納にお役立てください。

側面から見てもデザインに一工夫が見えます。

カップを伏せたような形にくっきりと縦溝が彫られた脚元の飾り。細部までこだわりがうかがえます。

サイズ詳細は下記の通りです。