1920年代、マホガニー材のグラスキャビネット。繊細で直線的なフォルムに、ハスク飾りのついたトップがクラシカルなアクセントになっています。ガラス扉の中央にはグリーン地のジャスパーのメダルがはめ込まれています。

側面から。

背面から。

ジャスパーのメダルを中央に、トップを飾るスワッグの透かし彫りや
菱形文様を描くインレイなど、随所に見所の詰まったひと品です。

トップのスワッグは正面から見ると房の繋ぎ目が細く繊細で、製作者の技術の高さが伺えます。

インレイは側面までぐるりとまわっています。
木の濃淡が良いアクセントになっていますね。

中央を飾るジャスパーのメダル。
古代ローマ、ギリシアを思わせるモチーフが緻密に彫られています。

キャビネット内はうっすら緑がかった灰色の生地で張り替えました。

脚は緩やかにカーブしたシルエットです。

以下サイズ詳細になります。

W610 × D370 × H1190+190(mm)

①W480 × D250 × H460(mm)
②W480 × D250 × H360(mm)