1930年代、マホガニー のブックケース 。前面の緩やかな曲線ラインが優雅な佇まい。ガラス扉と木の扉で、見せる収納と隠す収納の２パターンが可能な使い勝手の良さも魅力的です。

側面

背面

前面の緩やかな曲線ライン”サーペンタイン”により、扉ガラスの表情にも深みが出ます。言葉の意味は蛇"Serpent"からきており、曲がりくねった、蛇行したという意味があります。デザインと名前の関係性も面白いところがあります。

トップには立体感のある装飾が施され、優雅な雰囲気が漂います。

グリークキーの一種が連続して施されています。グリークキーは雷文模様のことを指し、古代ギリシアの建築においてフリーズ部分によく用いられました。

さらに建築の意匠等にも見られる下がりの装飾が施され、一層華やかさを増しています。

コーナーのフレットワークは幾何学的な模様がアクセントに。

繊細な木桟デザインのガラス扉。曲線を取り入れた手が込んだ造りです。中に飾るものも美しく見えます。

扉は鍵で開閉します。上扉の鍵は1本です。向かって右の鍵穴を使用し、左は使いません。

リビングのメインに置いても相応しい華やかさがありながらも実用的な収納力。

向かって左扉の上下にストッパーが付いています。

収納部分、内側のサイドに溝があり棚板の高さ調整が可能です。飾るものに合わせてセットしてください。

下の扉はマホガニーらしい木目が現れ、上品な艶感があります。額縁のように縁で囲まれ美しい木目がより引き立ちます。

下の扉も鍵で開閉します。下扉用は1本です。向かって右の鍵穴を使用し、左は使いません。

向かって左扉の上下にストッパーが付いています。

内部は2分割。大きめのものもしっかりと収納できる余裕のあるスペースです。棚板は外せますが位置は固定です。

サイズ(mm)
収納
上部ガラス扉
底板W935 D200～265
棚@W930 D185～250
間口高さ1015
棚板の高さ変更　下からH180～830の間に棚受けの溝があります。溝のピッチは約60

下部木の扉
①W945 D250～310 H310
②W950 D270～330 H310
棚板は外せます、位置は固定です。

全体
W1050 D350 H下820+上1150