1930年代、ウォールナットの2人掛けソファー。
背もたれが高くゆったりとお寛ぎ頂けるソファーです。
アカンサスレリーフが施されたボウル＆クロウフィートがポイント。
ファブリックはウィリアム・モリスのいちご泥棒と無地生地の2種類を用い、印象的に仕上げました。

左右にウィングの付いたゆったりともたれることが出来るデザイン。
無地とのコントラストでいちご泥棒の柄も引き立ちます。

ゆったりめの２Pサイズ。
シートはクッションの仕様で座り心地も良いです。

ウィリアム・モリスのデザインの中でも人気の高い”いちご泥棒”。
モリスは夏の別荘”ケルムスコット・マナー”でいちごを育てようとしましたが、食いしん坊の鳥たちに食べられてしまいます。その様子が伺えるいちごをくわえた鳥のデザイン。
本当は違う鳥だったそうですが、愛らしいツグミのデザインになりました。

ツグミの表情が何とも可愛らしいですね。

色々なパターンのツグミが描かれています。

ソファの縁はパイピングでスッキリと仕上げました。
柄がしっくりとソファに溶け込みます。

柄の見え方、バランスが良くなるよう同系色の２種類の生地で仕上げました。

脚元は重厚感のあるクラシックなデザイン。
アカンサスの葉に、ボール&クロウの手が込んだ彫りが見事です。

脚の縁上は鋲留めでシックに仕上げました。

参考サイズ(mm) 矢印箇所
座面　W970 D460
背表　W990 H680
アーム H170
ウィング D170