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2025/10/31 | スタッフの日常
10月31日 大曲 美生
東京都美術館で12月21日まで開催中の「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」に行ってきました。
これまで何度も開催されているゴッホの展覧会、何度でも行ってしまいます。
今回はほぼ全てがアムステルダムのファン・ゴッホ美術館の収蔵品で構成されています。
ゴッホ本人の絵画だけでなく、交友関係のあった画家たちの作品や、
死後に義理の妹ヨーや甥ウィレムの尽力によりファン・ゴッホ美術館オープンに至るまでの経緯の紹介、
現在まで増え続けているコレクションの一部などなど、
ゴッホの生きてきた画家人生全体を見渡せるような、非常に満足度の高い展示内容でした。
驚いたのは、(失礼ながら)ゴッホって意外と友達多かったんだな、ということでした。
とても研究熱心でさまざまな絵を見て学び画法を真似てみたり、日本の浮世絵からも大きな影響を受けて自身の作品にも生かしていたり、
というのはこれまでも見聞きしたことがありましたが、
パリで出会った他の画家たちと自分の作品とを交換したり手紙をやり取りしたり、
広く交流を深めていたことを知りました。
死後にその魅力が世界に知れ渡った、という印象を持っていましたが、生前から彼の実力に気づき、評価してくれていた人々も多くいて、
そのような人たちとゴッホも積極的に関わり、なんとか画家として成功しようともがいていたのだなと、
ゴッホの人間味のようなものも感じました。
天才すぎてちょっと変人、弟のテオしか話し相手がいない、みたいな勝手なイメージを持っていたので、
この社交的な一面には驚きました。
心に残ったのはミレーの作品にインスパイアされて描いた「種まく人」。
若いころは聖職者を志していたゴッホは、「種を蒔くように神の言葉を広めたい」と言っていたとか。
画家としてのキャリア初期からたびたび描いている農民や手仕事の職人への畏敬の念も合わさり、
種をまいている農民に神々しさも感じる作品でした。
ミレーの作品にはない大きな太陽が農民の後ろで後光のようにまぶしく輝き、
ずっと見ていると心に沁み入るような、じーんと来る感動を味わいました。
 
		 
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