新着情報 チェックはこちら
テーブル
チェア
ソファ・ベンチ
サイドボード・カップボード
チェスト・ワードローブ
ブックケース
グラスキャビネット
デスク
ドレッサー
小物家具
ベッド・スクリーン・コートハンガー
ミラー・額絵
ステンドグラス・ドア
照明器具
ショーケース・ディスプレイアイテム
2025/06/27 | スタッフの日常
6月27日 大曲 美生
GEOGRAPHICA overture店から外苑前駅の方に向かってキラー通りを降りていく途中に、
「FUCHISO」という小さなお店があります。
細い階段を上がっていった2階、ちょっとドキドキしながら扉を開けると、
そこには世界各国から集められた、古くて愛おしいモノが丁寧に並べられている静かな空間。
無垢な空気の中にひっそりと佇む品物たちですが、ひとつひとつが強い個性を放ち、想像力を掻き立てられます。
大切に使われてきたであろう器、ある国や文化に独特の使われ方をしてきた道具、伝統を感じるカラフルな布や刺繍…すべてのモノに物語があり、使い道はなくとも存在そのものが愛おしい、古いものならではの良さを存分に感じられます。
店主の小松さんがそんな物語を愛情たっぷりに教えてくださるのですが、もう何もかもが面白くて、時が経つのを忘れるとはまさにこのことか、という楽しさ。
今回私がお迎えしたのはこの渋めのコッパーのカップ。刻まれた「L.V.」はまさかのLOUIS VUITTON!
ピクニックセットの中のカップが一人はぐれてしまったものだろう、とのこと。よくぞここまでたどり着いてくれました。
こういう出会いがアンティークの醍醐味です。
このなんとも深い色味と肌触りが気に入り、手のひらにちょこんと載るサイズも可愛らしくて、使い方も決めずにお買い上げしてしまいました。
お店の名前は「風知草」とも呼ばれる葉が細く柔らかい多年草から取ったものだそう。
川沿いや山地でよく見かける植物ですが、どんな環境にも馴染みやすいため、
「お客様の手に渡った品々が、その場所に馴染みまた新たな歴史を紡いでいくように」という想いが込められています。
古くて個性の光るものの魅力をご存知のジェオグラフィカのお客様にも、きっと楽しんでいただけるのではないかと思います。
ぜひ overture店にお越しの際には覗いてみてくださいませ。
大江戸骨董市などイベントに出展されることもあるそうなので、詳しくはお店のInstagramをご覧ください。
(Instagramの写真もとっても素敵です!)
@fuchiso_