GEOGRAPHICA

Manon

2024/02/22 | スタッフの日常

2月22日 須田涼子

先日、パリ・オペラ座バレエ団の「Manon」を観にいきました。
ケネス・マクミラン振り付けのマノンは個人的にとてもとても大好きな演目なので、パリ・オペラ座の、しかも全幕が観られるのをすごく楽しみにしていました。

マノンといえばロイヤルバレエのイメージが強いですが、物語が纏う優美でロマンチックな雰囲気にオペラ座バレエの雰囲気がよく合っていて、衣装のデザインや色彩、舞台装置もとっても絶妙、物語への没入感を高めます。

私が観に行った日はミリアム・ウルド=ブラーム&マチュー・ガニオのベテランペアの回。
ウルド=ブラームのマノンは、小柄で退廃的な美少女マノンのイメージそのまま、純真さと妖艶さが同居し人々を惑わしまくっていました。
とても繊細で丁寧かつ余裕のある踊りが心地よく、集中して作品の世界観に浸れます。

ドラマチックな物語と音楽、古典とは異なる流れるように繰り広げられる振り付けや演劇性、それらを体現するダンサーさんたち。
全ての一体感が凄まじくて本当に素晴らしく、この機会に観ることができて本当によかったです。

さて話は変わって、ジェオグラフィカ目黒店の閉店まで残り1週間となりました。
明日は商品の入荷日、ドローリーフテーブルやジュエリーキャビネット、ドレッシングチェストなど入荷いたします。
最終日まで、お見逃し無く!