GEOGRAPHICA

氷川丸

2023/10/11 | スタッフの日常

10月11日 白水萌菜美

先日の休みに氷川丸の見学に行ってきました!
船に乗ったこと自体片手で数えるほどなので
船旅ではなくとも乗るだけでワクワクしてしまいます。

氷川丸は日本郵船が1930年に竣工させた貨客船です。
北太平洋航路で長く運航され、現在は国の重要文化財に指定されていると同時に博物館船として一般公開もされています。

早速一階から見ていきます!
船内の随所にアールデコの様式が見られ、一等客室や一等社交室は中でも華やかな空間でした!
特別一等客室にはかのチャップリンも泊まったことがあるそうです。
当時の船内とは思えないほどに贅沢な調度品の数々に目を奪われます。
中でも展望デッキ側の窓に嵌め込まれたオウムのステンドがとても可愛らしい…!

食堂では当時のメニューを再現したサンプルが並んでいたり、一般客室内には
乗客のトランクや荷物が置いてあったりと当時の趣を感じられます。
写真は味が気になった料理の見本です。メインはグレープフルーツ?と鶏肉でしょうか?

今回は機関室にも入ることができました!
壁から天井にまで張り巡らされた管や何かの計測器などなど…
乗客としてだとまず入ることのでない船の裏側までじっくり見ることができるのが博物館展示の醍醐味ですね。

船内には普段ジェオグラフィカでは扱わない様式の家具も多くあり、そういった面でもとても勉強になる見学でした!