GEOGRAPHICA

イヴ・サンローラン展

2023/09/29 | スタッフの日常

9月29日 岡田明美

国立新美術館で開催の「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」へ行ってきました。
今回は久しぶりに初日前日に開催される「プレ展覧会」の招待状を頂きましての訪館。
館長やら協賛会社、パリのYSL美術館の関係者などの挨拶を聞いた後にスタート。

休日の美術館ってドキドキします。
普段はミュージアムショップやカフェなど賑わっている場所には覆いが掛けられシーン・・・
入り口の警備も通常より厳重??な気も致します。

20世紀のファッション界を席巻し「モードの帝王」とよばれたイヴ・サンローラン。
イヴ・サンローランはクリスチャン・ディオールの急死をうけ、1958年にディオールのデザイナーとして鮮烈なデビューを飾ります。1962年からは自身のブランド「イヴ・サンローラン」を発表。それ以来、2002年の引退まで約半世紀にわたって世界のファッションシーンをリードし、サファリ・ルックやパンツスーツ、ピーコート、トレンチコートといったアイテムを定着させるなど、女性たちのワードローブに変革をもたらしました。
本展はイヴ・サンローラン美術館パリの全面協力を得て、没後日本で初めて開催される大回顧展です。わずか21歳で衝撃的なデビューを果たしてから、自身のブランドとして初のコレクションを成功させ、美術作品や舞台芸術、そして日本にも影響を受けながら独自のスタイルを確立するまでの40年にわたる歴史を、ルック110体のほか、アクセサリー、ドローイング、写真を含む262点によって、12章構成で余すところなくご紹介いたします。20世紀後半における偉大な才能であるイヴ・サンローランから生み出される、唯一無二でありながら、豪華絢爛な美の世界を間近でご堪能いただける大変貴重な機会となります。

以上は美術館の本展概要からの抜粋です。

広い会場にサンローランの作品が飾られ、刺繍やボタンなどに至るまでその手仕事の見事な世界観。
シンプルな構成は、一人の世界的デザイナーを回顧するのに十分な空間でした。