GEOGRAPHICA

さぬき旅行記 最終日

2023/04/08 | スタッフの日常

4月8日 大曲 美生

さぬきの旅、最終日です。
ホテルのチェックアウト時間ぎりぎりまでゆっくりしたあと、
ホテル近くのチェーン店で朝うどんをいただいて(ホテルの朝食も食べたのに)、
この日唯一決めていた目的地へ。

何度か讃岐の地を訪れるうちに、
「香川漆器」とよばれる漆器があることを知りました。
国内で有名な漆塗の産地はいくつか思いつきますが、香川でも漆産業があったとはこれまで全然知らず…。
今回は香川漆器を手に入れることを旅の目的の一つにしていました。
漆器に触れられる場所を調べて、雰囲気の良さそうなギャラリーを発見。
地図を見ると住宅街の中に急にあるような感じで少し不安もありましたが、勇気を出して行ってみることに。

Googleマップを頼りに、たどり着いたのがこちら。
やっぱり不安…笑

会社名は合っているけど、見た感じギャラリーなんてないのでは?もうコロナで閉めちゃった?とドキドキしながら近づくと、
ありました!よかった〜

小ぢんまりですが落ち着いた品のよい空間。
塗物だけでなく焼物も扱っています。
漆職人さんの奥様がお店番をしていらっしゃって、
香川漆器特有の技術について詳しく教えてくださったり、都内にも売り込みに行ったことがあるのよ〜なんてお話もしてくださって、
時間を忘れて色々とお話ししてしまいました。

肝心のお買い物は、外側にワインレッドの漆が塗ってあるフリーカップと、
技術のユニークさが印象的だった象谷塗(ぞうこくぬり)の小さめのお盆。
このお盆は本当にお気に入りで、帰ってすぐにお土産のお菓子を載せて写真に収めました。

これにて旅の目的は全て果たしたので、
あとの時間は高松のアーケード街をゆっくりお散歩して過ごしました。
帰りは飛行機で。少しうとうとしているうちにあっという間に羽田に帰ってきてしまって寂しかったです。

次に香川に行くときは、小豆島や直島をメインに旅したいなと思っています。
あえてうどんを一切食べない、というのも面白いかなとも思ったり。
行きたいところ、食べたいものが尽きないのは嬉しいことです。