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2023/04/01 | スタッフの日常
4月1日 大曲 美生
前回のさぬき旅の続きです。
朝7時半に高松駅に着いてからまずは、
地元のローカル線である琴平電鉄、通称「ことでん」の1日フリーきっぷをゲット。
これまでは空港からすぐにレンタカーを借りてずっと車移動していたので、
ことでん移動も今回の旅の目的のひとつでした。
そしてうどん1軒目は、超有名店「うどんバカ一代」で、看板メニューになっている釜玉バターを。
強いコシ、しっかりと小麦粉の香りと塩気がある麺、これこれ!とテンションが上がります。
お昼からオープンのうどん屋さんが多い中、こちらは朝7時から営業していることもあり、
8時過ぎ頃でしたが満席でした。
お腹が落ち着いたところで、ことでん琴平線の終点、金刀比羅宮(こんぴらさん)を目指します。
車内ではWBC決勝戦のLIVE配信を見つつ…。
ゆるりと1時間ちょっと、ローカル線の旅です。
旅行に行ったらその土地の大事な神様にはご挨拶を、と思い神社仏閣には必ず足を運ぶようにしています。
こんぴらさんにも香川に来るたびお邪魔しています。
ここは何といっても参道の階段が有名ですよね。
ことでんに揺られているうちにあっという間にお腹が空いたので、またうどんを1杯いただいてエネルギーチャージをしてから、
いざ本宮を目指します。
日頃の運動不足が如実に現れ、桜を楽しむ余裕があったのはほんの序盤だけ…。
あとはぜーぜー言いながら、休み休み登ります。
外国からの観光客も戻ってきていて、平日にもかかわらず階段は賑わっていました。
かなり時間をかけましたが本宮到着!ここでWBC決勝は8回が終わるあたり。
一度深呼吸をして、
また元気にご挨拶に来られたことの御礼と、侍ジャパンがこのまま無事に勝ちますように!とお参り。
このあとベンチで休憩しながら、WBCの優勝を見届けたのでした。個人的に超ドラマチックな展開。
人目もはばからず泣きました。
こんぴらさんはここで終わりではありません。
さらに上、奥社を目指します。
本当にきついのはここからなのです…心して臨みます。
(険しい階段の様子を撮る余裕などもちろんありませんでした。)
奥社は本宮と比べるとかなり小ぢんまりなのですが、荘厳な雰囲気があります。
本宮を守っているそうで、本宮の方向を向いているのだとか。
ここまでの階段の段数は、トータルで1368段!頑張りました。
清々しい達成感に浸りながら、来た道を戻ります。膝ガクガク。
階段を降りきったところで、3杯目のうどん。
普通のかけうどんに見えますが、実は出汁も麺も冷たい「ひやかけ」です。
あまり東京では見ないですよね。
そしてまたことでんに乗り、途中駅「仏生山」で下車。
ひそかに憧れていた仏生山温泉へ向かいます。
住宅街のなかに突如として現れる、モダンで開放的な建物。
天然の炭酸泉をまったり楽しめる、素晴らしい温泉施設です。
お客さんは地元の方がほとんどで、あとは私のような気ままな一人旅風の人、お遍路さんもいました。
温泉を楽しんだのち、畳スペースでフルーツ牛乳を飲んでごろごろしていたら、
もう日が暮れてきてしまったので、ことでんで高松の中心街まで戻り宿にチェックイン。
なんとも時間を贅沢に使ったさぬき旅1日目でした。
2日目はもっとのんびり過ごしたのですが、また次回。