GEOGRAPHICA

キャロットケーキ

2023/02/28 | スタッフの日常

2月28日 大曲 美生

先日、久しぶりにキャロットケーキを食べました。

初めてキャロットケーキに出会ったのは、
学生の頃、イギリスに行ったときにふらっと入ったカフェ。
ごはんがマズいとよく言われるイギリスですが、マフィンやポピーシードケーキなど、素朴な小麦粉のお菓子については結構レベルが高いと個人的には思っています。
キャロットケーキを見つけたとき、にんじんがケーキに??と驚き、さらに上にたっぷりのったアイシングにそそられて、
全然味の想像はつかないけれどほかのお菓子も美味しいのだからこれも美味しいに違いない、と興味津々で注文したことを覚えています。
にんじんはあまり感じなかったものの、スパイスのいい香りと、しっとりした食感、あまーいアイシングのバランスが素晴らしく、
すっかり感動してお気に入りになりました。

その後も見つけるたびにキャロットケーキを食べていたのですが、
ある日、これは自分で作れたら最高なのでは?と思い立ち、せっかくならば本場のレシピがいいかな、とイギリスのレシピサイトで検索してみました。

材料の一覧を見てびっくり…
レシピによって分量は多少異なるのですが、だいたいのレシピで「Oil 1cup」とあるのです。
ただの油を1カップも?!と衝撃でした。ちなみに砂糖も同量だった気がします。
お菓子作りに慣れない私は、
その他、スパイスも複数の種類を集めてこなければいけなかったり、
すごい量のにんじんを細かくおろさなければいけなかったり、
とにかく大変そう…そしてカロリー的にも直視できない分量だったので、すぐに断念しました。

日本でもキャロットケーキがあると必ず注文します。
誰かが手間ひまかけて美味しく作ってくださったものをありがたーくいただきます。