GEOGRAPHICA

卒業制作展

2023/02/10 | スタッフの日常

2月10日 白水萌菜美

先日、桜木町にある横浜市民ギャラリーへ行ってきました。
今回のお目当ては…そう!女子美術大学プロダクトデザイン専攻の卒業制作展です!!
私が去年ここを卒業したばかりなこともあり、懐かしの空気を浴びたくて友人と行ってまいりました!

地下一階と三階にフロアが別れていたのでまずは地下へ。
入って早々もうアイデア、デザインの熱がブワッと押し寄せてきました。
近年竹害が問題になっている竹を有効活用した美しい形状の掃除機や
岩と鉄を組み合わせた新しい家具の提案。
異素材同士を混ぜ合わせた新たな素材の開発と製品へ落とし込んだ展開例などなど、
私では思いもつかないような視点からのデザイン、アイデアが展示室に溢れていて
懐かしさを感じに行ったはずが気付けば新たな情報に飲み込まれるような勢いのある展示ばかりでした。

興奮冷めやらぬまま上がった三階では可愛らしい雑貨の提案やゲームを独学で作られた方、
様々な木材を用いて十種以上の何かの用途に特化したスプーンの製作、提案など
こちらも地下と同じく作者の熱意と拘り魂が全開です。
作者の方が近くにいらっしゃった時は製作の苦労話や特にこだわりのポイントなど
聞かせていただきました!
展示されているとそつなくこなしたように見える箇所が実は物凄い試行錯誤の末にできでいたり、
話を聞くとまた見方も変わってきますよね。

私の拙い文ではなく実物の写真を見ていただきたいのは山々なのですが
残念ながら作品のお写真はここに載せられないので
展示会のホームページのリンクを貼らせていただきます。
少しでも雰囲気が伝わればいいのですが…!

横浜市民ギャラリー公式ホームページ



お世話になった教授の方々にも何名かお会いでき、昔話に花が咲きました。
まだ一年しか経っていないというのに大学での日々がもう遠い昔のように感じます。

そんなこんなで閉館ギリギリまで鑑賞させてもらって帰路へつきました。
帰り道は一緒に見にいった友人とあんなことをやりたい!こんな製品はどうか!と
これからやりたいこと、作りたいものの話で盛り上がりました。
今年の卒業生の方達の若い感性を全身で浴びて、なんだか心が若返ったようです。
熱冷めやらぬうちにかたちにしていきたいですね。

そんなこんなで最高に充実した一日となりました!
気は早いですが来年も絶対行きたいです!!!