新着情報 チェックはこちら
テーブル
チェア
ソファ・ベンチ
サイドボード・カップボード
チェスト・ワードローブ
ブックケース
グラスキャビネット
デスク
ドレッサー
小物家具
ベッド・スクリーン・コートハンガー
ミラー・額絵
ステンドグラス・ドア
照明器具
ショーケース・ディスプレイアイテム
2022/09/23 | スタッフの日常
9月23日 大曲 美生
東京都美術館で開催中のボストン美術館展に行ってきました。
2020年に開催予定で、前売券まで買って楽しみにしていた展覧会だったのですが、
コロナの影響で中止になっていました。
それがついに、2年越しの開催実現ということで、やったー!と思いつつ、
真夏の酷暑の日は出かける気にならず…結局会期ギリギリになってしまいました。
”芸術x力”という時の権力者と芸術の結びつきがテーマ。
洋の東西、また時代も問わず様々な権力者たちの堂々たる肖像画、贅を尽くした所持品や貢ぎ物、聖なる存在への畏敬や権力利用…
盛りだくさんの内容の展覧会なのですが、
今回の目玉はなんといっても里帰りの日本美術。
後白河天皇を取り巻く武将たちの権力争いである平治の乱の様子を描いた「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」、
優秀すぎて唐の役人たちに怖れられた遣唐使、吉備真備と阿倍仲麻呂のトンデモ活躍物語である「吉備真備入唐絵巻」。
日本にあれば国宝ともいわれるこれらの絵巻が見られるのです!
いずれも12〜13世紀のものですが保存状態もとても良く、
大迫力の炎や、コミカルな人々の表情、武士や役人の装束など細かい部分も手を抜かず描かれていて、
さすがマンガの国、とも思わせる伸び伸びとした表現が印象的です。
西洋の油絵にはない、線で魅せる日本の絵画の良さを感じました。
ところで、実はボストン美術館展の公式SNSが行っていたキャンペーンで、
Tシャツプレゼント企画に当選していた私。
3種類あるTシャツの絵柄は選べないということで、どれが届くか楽しみにしていたところ、
ちょうど美術館訪問の前日に届いたのでばっちり着ていきました。
まさかの大日如来坐像!だいぶ渋め…笑
この他には展覧会のポスターにもなっている孔雀図と、空を飛ぶ吉備真備と阿倍仲麻呂、という絵柄があるのですが、
この大日如来様は自分では絶対に選ばないので、
プレゼントしていただいたご縁ということで、大日如来坐像ポストカードを買って帰りました。