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2022/08/28 | スタッフの日常
8月28日 大曲 美生
つい先日、道で泣きじゃくっている女の子に出会いました。
詳しくは割愛しますが、学校からの帰り道、一人でバスに乗っていた小学1年生の彼女は、
忘れ物をしてきたことに途中で気がついて、焦ってバスを降りてしまったようで、
ちょっとしたパニック状態。
泣いて泣いてなかなかうまくお話しもできません。
しばらくして落ち着いてから、ゆっくり話を聞いて、
首からさげていたこどもケータイを借りてお母様とも連絡が取れて、
なんとか解決ができました。
私も小学生のころからバス・電車通学をしていたので、
様々なトラブルを経験しました。
車内に忘れ物、定期券をどこかに忘れてきた、寝過ごして知らない駅に着いてしまった、
違うルートのバスに乗ってしまい全然知らない住宅街に迷い込んだ…
結構大きくなるまで何かしらやらかしていた記憶があります。
事故で電車が急に止まって、振替乗車の仕組みもよくわからず、
とりあえず駅員さんにどうすればいいのかを聞きたいけれど駅窓口は人で溢れていて…なんていうことも。
小学1年生の頃なんて、まだまだわからないことだらけで、
少しいつもと違うことが起きるだけで、怖くて不安でパニックになってしまう気持ちがとてもよく理解できたので、
今回なんだかそんな頃を思い出して、
なんとか力になってあげなければ!と私も必死でした。
しっかりした女の子で、一生懸命に自分がどうしたいのかを伝えてくれて、
しかも今は携帯電話があるおかげですぐにお母様にも連絡が取れたので、
今回はスムーズに解決できましたが、
慣れているルートとはいえやはり小さいこどもが一人で公共交通機関に乗って移動する、
というのはプチ冒険だよなあ、と実感しました。
今回のことはほとんど彼女の記憶には残らないかもしれないけれど、
これからも色んな人に助けてもらいながら、経験にしていってほしいなと、
ほんのり親心のようなものを感じてしまいました。