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2022/07/21 | スタッフの日常
7月21日 大曲 美生
この春にリニューアルした、国立西洋美術館にいってきました。
今回のリニューアルは主に前庭の部分で、オリジナルに近い形に戻したとのこと。
当時のことは写真でしかわかりませんが、
植栽で鬱蒼としていた部分がすっきりと見晴らせるようになり、
明るい印象になりました。
もともとは、建物正面ではなく、向かって左側が入り口だったということで、
私も今回はそちらから。
こちらから入るとその真正面に、ロダンの「地獄の門」が見えるという仕掛け。
地獄の門はこれまでも見ているので大きな感動はないものの、
ル・コルビジェの意図した設計を体験してなるほど〜と思いながら、
左に折れていざ美術館へ。
現在開催中の特別展は、「自然と人のダイアローグ」。
リニューアル直後には別の特別展をやっていたので正確にはリニューアル後2つめとなる特別展ですが、
リニューアルオープン記念と題されています。
風景画中心で、つまり19世紀以降の比較的新しい絵画が中心です。
典型的な風景画に限らず、人間が自然の中で暮らしてきたことを実感させられる、
”人物がいる自然”を描いた風俗画や、
人は自然をどう捉えようとしたのか、様々な試みがなされた印象派や写実派の独特の視点など、
まさにタイトル通り、自然と人間との「対話」の歴史を考える展覧会でした。
劇的なシーンでもなく、豪華な神話世界でもなく、
そっと心静かに、自然を見る人々の感情に触れる時間を過ごしました。
今回はほぼすべての作品が写真撮影OK。
ですが、できるだけ自分の目で見て、感じることを大切にしようと、
写真は抑え気味に。
特別展のあとは常設展もゆっくりと見て、大満喫して帰途につきました。