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2022/04/24 | スタッフの日常
4月24日 大曲 美生
世田谷美術館で開催しているピーターラビット展。
「ピーターラビットのおはなし」出版120周年をお祝いする展覧会です。
幼い頃からピーターラビットは身近な存在で、
今回の展覧会も楽しみにしていました。
作者ビアトリクス・ポターの少女時代のスケッチや、
挿絵画家としてキャリアをスタートしたころの原画、
そして「ピーターラビットのおはなし」の原画もずらり。
ファンにはたまらない内容です。
今回初めて知ったのは、
ビアトリクス・ポター本人のビジネスマンとしての手腕。
趣味で描いていた絵をまわりの人が盛り立てて絵本化して出版、キャラクターグッズも出版社などから提案を受けて徐々に…というわけでは全くなく、
ピーターラビットの絵本もはじめは自費出版、
好評を得て大手出版社から声がかかったときには“売れる”ための改変を厭わず、
ドイツ語翻訳版は自らも翻訳を手掛けたり、
次々とグッズのアイデアを提案したり、
と、とにかく積極的に動き続けたようです。
絵本のキャラクターで特許を取得したのは彼女が初めてなんだとか。
しっかりと“稼ぐ”ことを考えていた姿勢に驚くと同時に、
こどもたちにとって大切な友だちであるピーターやその仲間たちをより身近に置いて親しんでもらえるように、
というビアトリクスの優しいまなざしも感じました。