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2022/04/18 | スタッフの日常
4月18日 大曲 美生
東京国立近代美術館で開催中の鏑木清方展に行ってきました。
これまで日本絵画にはほとんど触れてこなかったので、
ちゃんと勉強したいなと思っている今日この頃。
鏑木清方は美人画で有名、というくらいのイメージしかなかったのですが、
この展覧会では美人画以外にもたくさんの作品が見られるということで楽しみにしていました。
美人画の艶やかさや透明感が素晴らしいのはいうまでもなく、
庶民のいきいきとした暮らしぶりが垣間見える風俗画、
大好きだったという歌舞伎や文学に主題を取った挿絵やスケッチ、
人物とともに描かれる自然。
どれもこれも美しく、楽しく、伸びやかな表現に引き込まれます。
そして一番印象に残ったのは、あらゆる絵で効果的に用いられる青の色彩。
パッと明るい青、浅葱色のようなパステル調の青、深い群青、
様々な青が、調和の取れた全体の中で心地よいアクセントになっているのです。
その青の使われ方が一番好きだった絵がポストカードになっていたので、
迷わず購入しました。
実物はうしろの木々の色合いがもっと鮮やかで綺麗な青が見られるのですが…それは目に焼き付けてきたので、
ポストカードは小さな思い出として飾っておこうと思います。