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2022/03/06 | スタッフの日常
3月6日 大曲 美生
ドライブがてら少し遠出をして、益子まで行ってきました。
目的は、益子焼作家の福島晋平さんの器をゲットすること!
以前、母に付き合って出かけたギャラリーで、
偶然出会ったのが福島さんのお皿。
ほっこりとした可愛さに心惹かれ、その日は小皿を3枚買って帰りました。
このときはツバメが1枚しか在庫がなかったので今回はその買い足しと、
さらに新たな器との出会いを求めて、「福島晋平展」開催に合わせて先日のギャラリーに再訪です。
到着早々にツバメのお皿を無事確保したのち、
タコさん柄の中皿に一目惚れ。
15分くらいで描きあげてしまうという柔らかなタッチのタコさんと、
周りの美しい刷毛目がいい味を出しています。
そして今回の主役になったのは…
「王様」と題されたこのお方!
お皿と同じ土で、炭化させるような焼き方で仕上げるのだそうです。
彫刻学科出身の福島さん、さすがの造形と描写の細かさ。
老猫王の威厳を感じさせます。
頭に王冠、右手には王笏、と来れば左手には宝珠ね…と思ったら!
よく見ると左手は招いているのです!
まさかの招き猫!!
だいぶ迷いましたが、こういうときは迷ったフリをしているだけで(誰に対して?)、
ほとんどもう気持ちは固まっているのです。
我が家へお連れすることが決定しました。
この日は福島さんご本人もいらっしゃって、お話しさせていただくことができました。
私の素人質問にもひとつひとつ丁寧に答えてくださり、
その柔らかいお人柄が作品にも表れているのだな、と納得。
また大切にしたいコレクションが増えました。