GEOGRAPHICA

英国キューガーデンとボタニカルアート

2021/10/21 | スタッフの日常

10月21日 岡田明美

アフタヌーンティーでお腹を満たした後に向かったのは東京都庭園美術館。

今回の展示は
キューガーデン『英国王室が愛した花々』シャーロット王妃とボタニカルアート展です。

ここ数年日本でもボタニカルアートは人気ですね。ジェオグラフィカでも取り扱っておりますが
やはり原画の美しさは半端なく、また私が見ていたボタニカルアートは植物単体のものばかりですが
当時は風景画の中にボタニカルフラワーが描かれているという構図の希少な作品も見ることが出来ました。
キューガーデンへは行ったことが無いのですが、機会があれば行ってみたい場所になりました。

今回の展示では撮影はほぼ禁止でしたが順路の最後に当時の英国の
「ドローイングルーム」が再現されていました。
18世紀のイギリスの邸宅では訪問客をもてなす「応接間」で (Drawing Room)の名称は、
もとは夕食後にダイニングルームから引き上げた女性たちが、お喋りや縫い物などに
興じるための場所であったことに由来し、後には女性を中心とした社交のための重要な空間となり
時に読書や絵画制作のために使われる場所でもあったようです。