GEOGRAPHICA

ゴッホ展

2021/10/13 | スタッフの日常

10月13日 大曲 美生

現在東京都美術館で開催中の、
「ゴッホ展 響きあう魂 へレーネとフィンセント」に行ってきました。

世界最大のファン・ゴッホ作品の収集家、ヘレーネ・クレラー=ミュラーのコレクションを
集めた展覧会で、ゴッホだけでなく、
19世紀後半〜20世紀初めごろまでの他の近代画家たちの名作の展示もあります。

原田マハさんの著書でゴッホをテーマにした小説「たゆたえども沈まず」が大好きで、
ゴッホはなんだか身近で特別な感情があります。
ちなみに今年5月に新しく出たマハさんの「リボルバー」もゴッホとゴーギャンがテーマで、
こちらも文庫化を待たずに読みました。

今回の展覧会はゴッホ作品の数がとにかく多いです。素描や版画も含めて50点ほど。
生涯で残した作品数が多いからということもあるでしょうが、
ここまで一人の画家の作品がずらりと揃うのは貴重なことではないでしょうか。
しかも教科書に載っているような作品ばかりです。
自分にしかできない表現を求めてもがき続けた画家の、溢れ出るパワーを感じることができました。

ゴッホ展は日時指定予約制です。
当日チケットを買うための行列に並ぶ必要がなく、混雑も抑えめなので、
このシステムは今後もずっと続けてほしいなと思っています。