GEOGRAPHICA

花ぬすびと展

2021/04/22 | スタッフの日常

4月22日 須田涼子

先日は、シス書店さんで開催中の合田ノブヨ「花ぬすびと」展へ。

押し花を重ねたコラージュ作品と、お花などが封じ込められた水晶のオブジェ、
ガラス箱やマッチ箱の中に展開される小さなオブジェなど、
可憐で、この季節にぴったりの幸福感に満ちた展覧会でした。

「What are little girls made of ?
  Sugar and spice
  And all things nice」

マザーグースの詩の一編が添えられたこの作品が特に印象に残りました。

小さな女の子のスカートから溢れ出る素敵なもの。
いちもくさんに飛び出すうさぎやアヒルの赤ちゃん、キャンディ、お花、そしてにんにく・・・?
女の子の声が聞こえてきそうな愛おしさの中にクスリとしてしまうスパイスやドキッとする少しのアイロニカルな表現が混ざっていて、ノスタルジックな色彩も印象的です。

作品で使用しているお花は合田さんのお庭から摘まれたものとのこと。
手書きのカリグラフィも繊細でとても美しかったです。


話は変わって、、、
ジェオグラフィカの17周年アニバーサリーイベントは今週土曜日から。
コラージュアートにも使用される古い「紙モノ」を中心に、アンティーク雑貨が集結します。

素敵なショップ様を多数お迎えし展開致しますので、
ご無理の無い範囲で、お越し頂けましたらとても嬉しく思います。