GEOGRAPHICA

『ビッグ・フィッシュ』

2020/04/21 | スタッフの日常

4月21日 中野美穂

最近はどうしても家に籠りがちなのですが、前向きに考えると今まで出来なかった事をする良い機会でもあるのかもしれません。

先日、ティム・バートン監督の映画『ビッグ・フィッシュ』を観ました。
普段はあまり映画やドラマを観る方ではなく、実はこちらもスタッフの土田さんに貸してもらいながらなかなか手を付けられていなかったもの(すみません!)…。
ゆっくりと腰を据えてDVDを観たのは久々でした。

希代のストーリーテラーである父と、そんな「ほら話」ばかりの父を疎み距離を取った息子。
父親の容態悪化を機に再び一緒に過ごす事になった二人が絆を取り戻していく物語です。

あまりにも突拍子もない父親の「思い出話」は時にばかばかしくもあるのですが、ユーモアと人情味に溢れ、多くの人に愛されています。
その一方で息子は虚構だらけの父の「真実」が知りたいと願うのですが…。
ティム・バートン監督らしいファンタジックな映像と愛情に満ちた人生のドラマに、最後の方は大泣きしながら観てしまいました。

絵画でも本でも映画でも、やはり良いものを見るとぐっとエネルギーが入ってくるような気がします。
何かと難しい毎日が続いていますが、出来るだけ楽しい気持ちで乗り越えられると良いですね。