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2019/12/12 | スタッフの日常
12月12日 須田涼子
東京都現代美術館で開催中の『ダムタイプ|アクション+リフレクション』を観に行きました。
《S/N》《pH》《memorandum》等有名な作品を映像で観る機会はあったものの、
このようなインスタレーション展示に行くのは初めて。
昨年フランスで開催された個展の作品群や新作にパフォーマンスアーカイブなどを加え、
よりバージョンアップした内容とのことで、どんな感じかなと怖いような楽しみなような気持ちで赴きました。
大型インスタレーションは全部で6点。
ダンスや映像、音楽、デザイン、コンピュータープログラム、建築など、
様々な芸術分野が複雑に絡み合いながら1つのシンプルな作品を作り上げる、
目と耳を使って空間全体を体感するインスタレーションは興味深く、同時に体力と知力を消耗しました。
個人的に印象深かったのは《pH》の舞台装置の再現。
想像以上の装置の低さに驚愕。
その中で激しく踊ったり、飛び越えたり、すり抜けたり、、、
映像から想像するよりもはるかに制限された舞台でパフォーマンスしていたことを思うと途方も無い気持ちに。
男女4人がおぼろげに映し出される《LOVERS》はとても切ない作品で、
それは古橋悌二の遺作であり映像の中にいることもあると思うのですが、
4人のイメージが重なったり時に呼応しながらもリアルに触れ合うことはなく、
黒い壁面の奥へ消えていく様子がひたすら切なかったです。
その他活動初期からのリーフレットやプロットノート、アーカイブ映像などもあって、
見応えのある濃密な空間でした。