GEOGRAPHICA

想像力の世界

2019/05/25 | スタッフの日常

5月25日 中野美穂

絵本作家ショーン・タンの展覧会が開催中とのことで、練馬にあるちひろ美術館へと行ってきました。
『アライバル』という、新しい土地へと渡った移民の姿を描いた絵本で世界的に有名になった作家さんですが、日本での大きな個展は初開催との事です。

少ない言葉と緻密な描写で可愛らしくも奇妙な世界を描き出す彼の作品。
以前から大好きだったのですが、会場には立体作品やアニメーション、アトリエを再現した展示もあり、その絵本の世界に入り込んだような空間にワクワクが止まりませんでした。

美術館そのものもとても心地良い場所です。
日差しが差し込む小さなお庭や子供達がのびのびと過ごせる絵本コーナーなど、ゆったりと過ごせる心配りが素晴らしく、まさに街中の憩いの空間という感じでした。
小さなカフェもあったので、ぜひ次回はそちらでお茶も頂きたいです。