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2019/01/13 | スタッフの日常
1月13日 中野美穂
先日、恵比寿の東京都写真美術館へと行ってきました。
開催中の展覧会は全て気になっていたのですが、
まずは水面で羽ばたく白い鳩が印象的な『マイケル・ケンナ展』へ。
例のごとく、「よく知らないけどチラシがかっこいい!観たい!」という勢いのままに
向かった展覧会です。
風景写真家として、世界で圧倒的な人気を誇っているというこちらの作家さん。
今回は作家活動45周年の集大成となる、日本初の回顧展との事です。
普段よく目にするスナップ写真は“日常の一瞬の光を切り取る”というイメージですが、
風景写真はとても長い時間(時には一つの季節丸ごと)を一枚に焼き付ける印象です。
アナログな手法を大事にしているケンナ氏の撮影は、
求める景色のためには何時間でも自然の中を歩き続け、三脚を固定してひたすら待ち、
場合によっては数秒間の露光を行う、とても根気のいる作業だそうです。
風景写真は今まであまり気にして観た事がなかったのですが、とても奥深い世界でした。
思わず作品集もゲット!
お値段はなかなかの物でしたが、悔いはありません。
大切にしたい一冊がまた増えました。