GEOGRAPHICA

たかがパーツ。されどパーツ。だってアンティークだもの。

2018/07/16 | 修理

7月16日(火) 佐藤大文

皆様いかがおすごしでしょうか。塗装部の佐藤です。
6月がいつの間にか終わりました。7月も中旬が終わろうとしています。
そんな6月もいろいろありましたね。それ以外何もなかったですよね。

さて、真夏の扉が開かれた関東地方。
港北ファクトリーという建物の箱の中に更に、塗装ブースという箱部屋が入っています。
その中は毎日、暑いです。いや熱いです。湿気です。
その最中、いいキノコの栽培を始めたこの私。中学校の宿泊体験学習でキノコの菌打ちを体験した以来です。

最初の色は欠損のパテも含めて、素地が白かったので顔料で色付けをしてニスを重ねて塗膜をしっかり雰囲気を作ります。

小一時間ほどかけて色艶の塩梅の良いキノコに仕上がりましたね。上級者はタケノコよりキノコだと思います。
数は全部で12個あります。1ダースです。チョコではありません。12個という個数が大事です。

そうです、答えはミュージックドロアーの
引き出しの
中の
両側につく
ストッパーだったんですねこれが。

引き出し6杯に対して左右1個ずつ。2×6で12個のキノコストッパーが必要だったんですね。

アンティーク家具のオリジナルのパーツは本当に重要です。
これが特殊なビスであったり金物であったりで作業中に紛失したとなればシャレになりません。
大切な物に大きさなんて関係はないのです。

ところで小鉢にラップして冷蔵保存していた なめこ にカビが生えました。
揚げ豆腐に使いたかったのにガッカリです。
この猛暑、食品の管理と消費時期には充分気をつけましょう。

それではまた