GEOGRAPHICA

オルゴール

2018/02/13 | スタッフの日常

2月13日 前川結

先日のお休みに、1年前にも訪れた地へオルゴール探しの旅に出掛けました。
探しているオルゴールとは、
アンティークの縦型ディスクオルゴールのことです。

前回それについてはこのブログにて詳しくお話ししたので割愛しまして、
今回は実際に購入検討してのことで、
縦型でも少し小さめのものが現実的なのでは、、という考えのもと出発しました。

検討していたのはこのタイプです。
Polyphon Style 104
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ところが、旅の途中でオルゴールミュージアムに立ち寄ったりと
実物を比較検討し始めたところ、結局一番良いのが良いに決まっている、
というありがちな結論に辿り着いてしまい…

購入を決めたのは、
ディスクオルゴールの頂点に君臨する
Polyphon Style 54『MIKADO』
1890〜1900年頃のオルゴール時代の後期に現れた銘品です。
威風堂々とした出で立ちのみならず、奏でる音色は別格。
アンティークオルゴールを手にするのならば
これでないと意味が無いと思ってしまったのでした。

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現物はこのように、年末に輸入したままの状態とのことで
倉庫に眠っていました。
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それでも、もともとの保存状態も良く、
奥深い綺麗な音色を奏でていました。
これから修復に取り掛かるので、納期は夏頃になりそうです。

その頃には、私も出産を終えて一児の母となっていることでしょう。
さて、私事ではございますが、
ジェオグラフィカの店頭でお目に掛かれるのも明日で最後です。
今まで長い間大変お世話になりました。
ありがとうございました。