今週の新着商品の中からアンティークのライティングデスクをご紹介。
まずは1890年代、レイトヴィクトリアン期に製作された商品。
708-X-0025 ライティングテーブル
ウォールナット材特有の柔らかな杢目と繊細なインレイのコンビネーションが美しい、
キドニー型のライティングテーブル。
ストレッチャーにも柔らかく印象的なインレイが施されたこだわりの一点です。
デスクトップレザーはオリジナル同様、太細二重の金彩を施した本革で張り替え済み。
アンティークレッドのレザーがデスクを引き立てます。
ハーフカップの脚部には然りげ無く彫刻が細工され、
一見華奢に見えますがストレッチャーが入っているので、安定感も感じられます。
チェアーの収まりが良く使い勝手も考慮されたライティングテーブル。
アンティークを持つ喜びを感じさせる一台。
ぜひ実物をご覧ください。
もう一点、同じくレイトヴィクトリアン期に製作された『ダベンポートデスク』とも呼ばれているデスクをご紹介。
708-X-0110
ライティングデスク
ダベンポート(Davenport)デスクとは、傾斜した開閉式天板の側面に引き出しが備えられた、
小型のライティングデスクのこと。
Davenport大佐のために製作されたことがその名前の由来です。
アンティーク家具らしいギミックに富んだ特徴的な形状と、コンパクトサイズが魅力的で、
いまなお人気の商品となっています。
やや濃いめの深みのあるマホガニー材に大胆に施されたレリーフと、
ちょこんと配された脚部がなんとも言えず愛らしいスタイル。
こちらのダベンポートデスクは、左右に引き出しが付いている!と思いきや、向かって左側はフェイク。
フィッティングまで揃えたこだわりようです。
傾斜した天板蓋を開けると、A4サイズのノートパソコンならば収納可能なスペースが!
さらに小さな引き出し2杯もございます。これはちょっと珍しいです。
デスクトップレザーは英国から取り寄せた本革で張り替え済み。
深いグリーンに華やかな金彩がよく映えます。
傾斜のある天板は意外と書き物やパソコン作業がしやすく、
レザーが張ってあるので滑り落ちてくることもなくてポイントが高いです。
ペンや書類、ハンコなどを細かく収納できるライティングボックスは、
アンティーク好きにはたまらないポイント。
実際に使ってみるとコンパクトサイズにも関わらず使いやすさも兼ね備えていて、
見た目の美しさだけではなく、実用面も考えられた一点です。