8月22日 重本景子
先日テレビで”聴竹居”という住宅を観ました。
ついこの間、重要文化財になった建築家・藤井厚二の京都の自邸です。
”日本の気候風土にあった、日本人の身体に適した住宅”の実践。
ということで、自然を活かしたたくさんの仕掛けによる快適な住まいは
エアコンを使わなくても夏は涼しく冬は暖かいなど環境に適合したお家。
計算し尽くされた風の通り道や日照など、面白かったです。
他にも居室(リビング)を中心につながる間取りなど
住み手が居心地よく過ごしたであろうことが垣間見える造りがほっとします。
現代は何でも便利な機械に頼りがちですが、自然を活かし共存しているところが
やっぱりいいなと思いました。
特に気に入ったのは広めの縁側で、角に柱を作らず開口部が大きくずらっと整然としています。
お嬢さんも毎日学校から帰るとここで過ごすことが多かったとのこと。
一日中いれそうな居心地良さを感じます!いいですね。
聴竹居HPより