GEOGRAPHICA

地球儀と天球儀

2016/07/20 | スタッフの日常

7月20日 重本景子

先日、フランス国立図書館の地球儀と天球儀展に行きました。
銅に彫刻を施した1550年以降というヴェルザーの地球儀、1764年のヴォーゴンディの天球儀など
たくさん見ることが出来ました。
地上の世界や宇宙が今よりも明らかになっていなかった頃、
これらは遠い未知の世界に思いを馳せたロマンが詰まっているものだと思います。

そして、今回の新しいシステムによる解説もとても分かりやすかったです。
特に天球儀の中心にバーチャルに入って360度ぐるっと観察が出来るシステムは
感動ものでした。

今回の展示を知った時には既に前期の展示は見ることが出来なかったのですが、
なんとフェルメールの絵に登場するホンディウスの作品があったのでした。
また見る機会があったらいいな、と思います。

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