1月21日 重本景子
すっかり寒くなったので、とある休日にこたつを堪能しました。
こたつでひたすら読書をしようと思い、『幽霊塔』という小説を読みました。
1800年代のアメリカの女流作家の小説を、黒岩涙香や江戸川乱歩が翻案、リライトしており
サスペンス推理&ロマンという印象。
今回は江戸川乱歩のもので、表紙を宮崎駿が描いたものを読んだのですが、
そのジブリを感じる表紙を見て読みたくなったのでした。
開いてすぐ数ページに宮崎駿の漫画で、少年のころに衝撃を受けたこちらの作品について紹介。
かなりお気に入りとのこと。
冒頭のシーンの絵コンテもあり、細かな手書きの指示がまたおもしろい。
そのおかげで文字のみの本文を追いながらもジブリ映画が頭の中で思い浮かび、
とても楽しく読めました!