10月22日 土田麦菜
先日横浜に足を運んだ際、市の有形文化財である“氷川丸“の内部を見学して来ました。
幼い頃の家族写真に背景として度々登場していたので馴染みがあるような気がしていたのですが、実際に中に入るのは初めてでした。
氷川丸は1930年に日本とアメリカを結ぶ貨客船として運航を開始。
戦時中は病院船として日本海軍に徴用され、戦後は日本郵船として国際航路に復帰し、1960年にその運航を終了するまで25,000人余りの乗客を運びました。
アールデコ様式の内装やインテリア、一流ホテルのような質の高いサービスが評判で著名人を含む多くの乗客で賑わったそうです。
確かに内部の装飾はとてもゴージャスで、特に一等客室は美しくインテリアコーディネートされ、毛布の飾り折りなど客を飽きさせない工夫がなされていました。
機械室も見学できて、こちらも迫力満点で楽しかったです。
船内はとても広く、階段を上ったり下りたりなかなか体力を使いましたが、その分見応えがありました。
今度は夜のライトアップの時間に是非訪れたいと思います。