GEOGRAPHICA

「マナーが人間を作る」

2015/10/16 | スタッフの日常

10月16日 土田麦菜

タイトルの言葉は、先月公開された「キングスマン」という映画の主人公が放った言葉です。
今この映画にドハマリしているのです。
この言葉のシーンがとてつもなくカッコいいのです。

ロンドンの高級テーラーで働くハリー(コリン・ファース)は、実は
“キングスマン“という国際スパイ機関のエリートエージェントという裏の顔を持つ男。
その見た目はトラッドなブリティッシュスーツを着こなす、まさに往年のジェームズボンドや、マイケルケインが演じたハリーパーマーのようなTHE英国紳士。
話は、幼い頃父親を失くした半グレ青年エグジー(タロン・エガートン)、彼の前に現れたハリーが
メンターとなり一流スパイへと育て上げていくという、
コメディ要素満載、過激アクション満載でおくるサクセスストーリーが主軸です。

ハリーが働く高級スーツ店の隠し部屋には、毒入りペンやライター型手榴弾等様々なスパイガジェットが並び、教養に溢れた紳士がそれらをスタイリッシュに操り、そして悪役が個性的かつ魅力的である、
この映画の見所は、過去作品へのこのようなオマージュでしょうか。
階級制度へのメタファー、貴族階級の上司を俗もの呼ばわり、最近のスパイ映画には辛辣等、なかなか皮肉もきいているのも面白いところ。

英国伝統のスパイ映画ファンは垂涎ものだと思われます。
映画の中には、アンティーク家具もたくさん出てきますよ。それがまたカッコいいんです。

キングスマン 予告
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